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GASを使ってDiscord Botを手軽に作成する(おまけ:定期投稿まで)

Last updated at Posted at 2024-05-12

はじめに

discordのチャンネルにメッセージを通知してくれるbotを作ってみたかったので、GASを利用し通知botを作成してみました。
本記事はGASを利用してdiscordのbotを作り方を紹介したものになります。

目次

前提

  • Botを追加したいサーバーにテキストチャンネルを準備
  • GASを使用するためのGoogleアカウントを準備

Discord側の準備

テキストチャンネルを右クリック > チャンネルの編集 > 連携サービス > ウェブフック から「新しいウェブフック」を選択。

image.png

その後「ウェブフックURLコピー」をクリックし、URLをコピーしておきます。

image.png

GAS側の準備

GASを使用するGoogleアカウントにログイン後、Googleドライブを開きます。
必要な場合は作業フォルダも合わせて作成しておいて下さい。
画面を右クリック > その他 > Google App Script を選択しApp Script側に移動します。

image.png

ソースの準備

ソースの詳細はコメントアウトの通りです。

main.gs
function calculatePercentageOfYear() {
  const today = new Date();
  const year = today.getFullYear();
  
  // 1月1日の日付を取得
  const startDate = new Date(year, 0, 1);

  // 今日までの経過日数を計算
  const daysPassed = Math.floor((today - startDate) / (1000 * 60 * 60 * 24));

  // 今年の総日数を計算
  const endDate = new Date(year, 11, 31);
  const totalDays = Math.floor((endDate - startDate) / (1000 * 60 * 60 * 24));

  // 進捗率を計算
  const percentageFinished = (daysPassed / totalDays) * 100;

  // 通知メッセージを作成
  let message = year + " 年は全体のうち " + percentageFinished.toFixed(2) + "% が終了しました。";

  // 通知を送信
  sendNotification(message);
}

// Discord側に通知
function sendNotification(message) {
  const webhookUrl = "Discord側コピーしたwebHookのURL"

  const payload = {
    "content": message
  };

  const options = {
    "method": "POST",
    "contentType": "application/json",
    "payload": JSON.stringify(payload)
  };

  UrlFetchApp.fetch(webhookUrl, options);

  Logger.log(message);
}

動かしてみる

ここまで出来たら実際に関数を動かしてみます。
画面上部のバーにおいて動かす対象の関数を選択し、「実行」ボタンをクリックします。

image.png

実行するとDiscord botがチャンネルにメッセージを投稿しているのが確認できます!

image.png

おまけ:定期実行に対応させる

GASではトリガーを使用し、プログラムを定期実行させることができます。
画面左の時計マーク(トリガー)をクリックします。

image.png

今回は試しに毎月15日のAM:10~11時に対象の関数を実行するようにトリガーを追加します。

image.png

実行する関数を選択:動かしたい関数を選択(今回はcalculatePercentageOfYearで設定)
実行するデプロイを選択:Head
イベントのソースを選択:時間主導型
時間ベースのトリガーのタイプを選択:月ベースのタイマー
日を選択:15日
時刻を選択:午前10時~11時

以上の設定を保存すると毎月15日のAM10時~11時にプログラムが実行され、botがDiscordのチャンネルに自動でメッセージを投稿してくれます。

終わりに

めんどい作業もGASを使って自動化していきたいです。

  • 今回のソース

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