#この記事で伝えたいこと(要約)
- 試験中、机にはキーボード・マウス・飲み物しか置くことができない(メモ紙やペンがダメ)
- メモ代わりにオンラインホワイトボードが使えるが小さくて使いづらい
- チャットベースで対応されるため声出し不要だったがやりづらい
結論:おそらくテストセンター受験のほうが準備も気持ちも楽
#事務的なやること
- Oracleアカウントを作成する
- CertView(Oracle認定システム)にログインする
- CertView経由で試験チケットの購入と受験予約をする
ここまではテストセンター受験と共通だと思うので説明はこのくらいにするが、一点だけ。**CertViewのメールアドレスは後から変更ができない。**そのため、会社のメールアドレスで登録する場合は注意が必要だ。
CertView(Oracle認定システム)の詳細についてはこちらを参考に。
#環境的なやること
ここからが大事(Just Do It!)
##受験予定のPCでシステムテストを行う
おそらく仕事のために資格を取得する方が多いと思うが、会社貸与のPCなどは使えないと思った方が良い。
なぜならウイルス対策ソフトやログ収集ソフトが常駐しているため、システムテストが正常に実行できないからだ。
システムテストでは以下の項目を確認する。
- マイクチェック
- スピーカーチェック
- Webカメラチェック
- ネットワークチェック
- 試験ソフトウェア起動チェック
試験ソフトウェア起動チェックの際に、ブラウザを含めて全てのソフトウェアの終了を要求される。(裏で常駐しているソフトウェアも含めて)
スマホをWebカメラの代わりに使用できるソフトウェアがあるが、そういうものは使えないため(受験時に携帯持込不可のためどちらにせよアウト)、PC付属のWebカメラかUSB接続式のWebカメラを用意しよう。
##試験に使用できる部屋を用意する
試験当日は、試験開始時間前にチェックインと呼ばれる手続きを踏まなくてはならない。
そこでは、
- 本人確認(自分を正面から撮影, 本人確認書類を撮影)
- 試験に使用する机を起点に部屋の撮影(4枚程度)
を行う。
自分の場合は、試験に使用する机が壁際から動かせず十分に監督者が確認できなかったためか、動画で部屋の状態を詳しく見えるよう要求された。
その際には部屋の中に置かれたプライベートなもの(衣類、書類など)も一緒に見せることになるため、試験前に部屋中綺麗にしておこう。
##静かな試験環境をつくる
オンライン試験の注意事項には、静かな環境をつくるよう配慮せよと書かれている。もちろん、試験中は自分以外の誰かが部屋を出入りすることができないし、声を掛けられることもあってはならない。最悪の場合、試験失格になるため注意しよう。(家の外から救急車の音が聞こえたり、選挙カーが通って声が少し聞こえたりするくらいは注意されなかった)
#さいごに
チェックイン時間までゆったり家で過ごせること、コロナの蔓延状況を気にすることなく受験できることはメリットだと思う。
しかし、本来はテストセンターなど環境の整っている場所での受験が前提であるため、要求されることが多い点には十分注意して申し込んでほしいと思う。
#おまけ(合格体験記)
Java Silver(正式資格名:Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8)合格にあたり、私は黒本のみで学習を進めた。
黒本は試験対策問題集のため、Javaの基礎的な知識やある程度のプログラム経験が前提となっている。しかし、一般的な問題集のものと比べ、解説が非常に丁寧に書かれており(不正解の選択肢についても解説がある)、まずは解いてみて、そこからじっくり理解するといった学習法ができると思う。
ちなみに私は4周ほど黒本を解き、正答率94%で合格することができた。
上位のGold資格についてはこれからとなるが、引き続き黒本を頼りに学習を進めていきたいと思う。