目的
「GPUを支える技術 超並列ハードウェアの快進撃[技術基礎]」
(2017年7月13日 初版第1刷発行, 発行所 株式会社技術評論社)
この書籍は、かなりいい書籍だと思う。
しかし、Amazonとかの説明(以下に引用)はあまり詳しくないので、
GPUの基本構造と技術動向に焦点を当てた解説書。3Dグラフィックス、ゲーム、モバイル、VR/AR、科学技術計算、そして人工知能に至るまで、幅広い分野でGPU/並列計算の重要度は高まる一方です。その背景にあるハードウェアおよび計算処理への要求とは、どのようなものでしょうか。本書ではGPUの今を主軸に、ハードウェアおよびソフトウェアの観点の基本事項、超並列処理の根幹部、重要技術の動向まで徹底解説。先端の実製品例、各分野での具体的な導入事例なども豊富に盛り込み、現場で活かせる技術知識を凝縮してお届けします。
少し、内容を、紹介する。
注意 ↓
まもなく、増補改訂が出るらしいので、入手するならばそちらがお薦めになるのでしょうか。
[増補改訂]GPUを支える技術 ――超並列ハードウェアの快進撃[技術基礎] (WEB+DB PRESS plus) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/27
また、以前、以下のような記事を書いたのだが、ちょっと、これでは、書籍の内容はわからないので、その反省で、この記事を書いている。
良書 「GPUを支える技術 超並列ハードウェアの快進撃[技術基礎]」を読む
内容紹介
書籍の最初の「本書の構成」に書かれていることを要約する。
第1章 [入門]プロセッサとGPU
グラフィックスの歴史、3Dグラフィックスの考え方、CPUとGPUの違いなど、グラフィックスの基礎知識を解説。
第2章 GPUと計算処理の変遷
グラフィックス処理ハードウェアの歴史から、GPUの科学技術計算への利用について説明。
第3章 [基礎知識]GPUと計算処理
3Dグラフィックスとはどのような処理をするのか、そのための表示パイプラインを説明。GPUによる科学技術計算とはどのような用途に使われるのかを解説。
第4章 [詳説]GPUの超並列処理
GPUの構造がどのようになっているのかを詳しく解説。なぜGPUが高い演算性能を持っているのかしっかり理解できる説明。また、科学技術計算でのエラー検出や訂正の方法も説明。
第5章 GPUプログラミングの基本
超並列のGPUプログラムを記述するプログラミングの基本事項について説明。
第6章 GPUの周辺技術
GPUが高い性能を発揮するための、GPUのデバイスメモリやデータ転送技術の説明。
第7章 GPU活用の最前線
3DグラフィックスによるVRやAR、また、自動運転のAIなど、GPUの適用範囲の広がりに関する展望。
第8章 プロセッサとGPUの技術動向
CPUやGPUが今後どのように発展していくかについて。
まとめ
特にありません。
(正直)自分の前の記事が記事の目的がわからなすぎたので、今回、あえて、シンプルに紹介記事を書いた。
※この本をお持ちでない方は、それを中古か何かで買って読んで、今度出る改訂版のを新たに買うと、差分が見えて楽しい可能性あり。