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Pythonのslicingは、なぜ、コロン(:)で表現するのか

Last updated at Posted at 2020-06-28

Pythonのslicingは、なぜ、コロン(:)で表現するのか

Pythonのslicingは、コロン(:)を使って表現する。
例:

>>> a=[10,20,30,40,50,60,70,80,90,100,110]
>>> b=a[3:8:2]
>>> print(b)
[40, 60, 80]
>>>

なぜ、コロン(:)を使うのか?

⇒ 意味のある(役割のある)値を並べるのなら、コロン(:)なんだろうと思う。

似た使い方と感じるのは、以下。
エクセルの例

=SUM(D3:D5)

コロン(:)に関するwikipedia(日本語)の説明で近いと思うものは、以下。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3_(%E8%A8%98%E5%8F%B7)

時刻や時間の、時・分・秒を区切る。時刻としての使用は ISO 8601 で規定されている。
12:34:54(12時34分54秒・12時間34分54秒)
12:34(12時34分・12時間34分・12分34秒)

    

書物(特に聖書)の章番号と節番号を分ける。たとえば「ヨハネ1:15 (John 1:15)」はヨハネによる福音書第1章第15節。

    

IPv6アドレスを文字で表現する場合、16ビットずつの区切りにコロンを使用する。0の連続を"::"と表現する。例えば 2001:db8::1 。

まとめ

一番適切な、コロン(:)を、自然に選んだのだろうと思う。
(Pythonは、コロン(:)が嫌いでないことも多少影響しているかも。)

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