#Pythonのslicingは、なぜ、コロン(:)で表現するのか
Pythonのslicingは、コロン(:)を使って表現する。
例:
>>> a=[10,20,30,40,50,60,70,80,90,100,110]
>>> b=a[3:8:2]
>>> print(b)
[40, 60, 80]
>>>
なぜ、コロン(:)を使うのか?
⇒ 意味のある(役割のある)値を並べるのなら、コロン(:)なんだろうと思う。
似た使い方と感じるのは、以下。
エクセルの例
=SUM(D3:D5)
コロン(:)に関するwikipedia(日本語)の説明で近いと思うものは、以下。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3_(%E8%A8%98%E5%8F%B7)
時刻や時間の、時・分・秒を区切る。時刻としての使用は ISO 8601 で規定されている。
12:34:54(12時34分54秒・12時間34分54秒)
12:34(12時34分・12時間34分・12分34秒)
書物(特に聖書)の章番号と節番号を分ける。たとえば「ヨハネ1:15 (John 1:15)」はヨハネによる福音書第1章第15節。
IPv6アドレスを文字で表現する場合、16ビットずつの区切りにコロンを使用する。0の連続を"::"と表現する。例えば 2001:db8::1 。
#まとめ
一番適切な、コロン(:)を、自然に選んだのだろうと思う。
(Pythonは、コロン(:)が嫌いでないことも多少影響しているかも。)