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Livecodelabで,手軽に3Dアートを始めよう

Last updated at Posted at 2022-12-03

初めに

こんにちは。
元メンターで、今はスクールのクラスマネージャーとして関わっている者です。
昨日は、こにーがノーコードで作るアプリ開発の記事を書いてくれていました。ぜひ読んでみてくださいね。

今回やること

今回は、Livecodelabというサイトを使用して、3Dアートを作ってみましょう!
Livecodelabで、どんなことが出来るのか是非知ってもらえたらと思います。
チュートリアルで基本文法を身につけて、サンプルの値を変更して遊んでみましょう。

Livecodelabについて

Livecodelabは、WebGLを利用した3Dグラフィックスを簡単に表示できるWebサイトです。
ソフトをインストールしなくても、LivecodelabのWeb上でプログラムを書き実行する環境が整っています。
Livecodelabは、ここからアクセスできます。

基本的な文法を身に付けよう

基本的な文法は、チュートリアルを行えば十分です。
画面左上からチュートリアルをやってみましょう。所要時間は15-30分ほどです。
下記のように、立方体を表示し回転させたり,背景の色を変更します。

rotate time, time * 2, 20 
background darkgray 
scale 1.5 
box

スクリーンショット 2022-12-03 21.52.00.png

作品を作ってみよう

ここからは、Demoにあるサンプル例を見ながら、Livecodelabで作品を作ってみましょう。
Demoの値を変えるだけでも、かなり変化があって楽しめます。
私も2つ作成しましたので、コードと簡単に解説します。

①グラデーションとモーションブラー

simpleGradientを使用すると、背景にグラデーションがかかります。
animationStyleをmotionBlurにすると、画像のようにブラーがかかった状態が作れます。

demo01
simpleGradient (color 217, 175, 217), (color 151, 217, 225), (color white) 
animationStyle motionBlur
6 times
	rotate time, 0, time
	box 1

スクリーンショット 2022-12-03 23.13.16.png

②for文とペイントオーバー

チュートリアルに無い内容ですが、for文も使えますのでカウント変数も使用できます。
animationStyleをpaintOverにすると、前フレームの描画が残ります。
変数,if文も使用出来ます。

demo02
background 155, 255, 255
animationStyle paintOver
rotate time, time * 2, time
noStroke
move -2 ,0 ,0
for i in [0...3]
	move 1, 0, 0
	if i == 1
		ball random(0.2,0.5)
	else 
		peg 0.1, 30, 0.1

スクリーンショット 2022-12-03 23.40.27.png

autoCode機能について

Livecodelabには、コードを勝手に書き換えてくれるautoCode機能があります。
画面上部のボタンを押すと書いたプログラムが、自動的にどんどん変化していきます。
自分では思い付かないものが出来るので、3Dアートのアイデア出しにも使えそうです。
先程の②の作品にautoCode機能を使用すると、下記のような作品が出来ました。
スクリーンショット 2022-12-03 23.42.15.png

終わりに

Livecodelabを、本格的に使用するには少し不十分な点もあります。リファレンスが不十分,情報が少ないなどの理由です。
ですが、簡単にVJ的なことも出来ますし、autoCode機能を使用して3Dアートのアイデア出しなどにも役立ちそうです。
いつもスクールで、メンターの皆さんに刺激をもらっています。明日以降のメンターさんの記事もお楽しみに!

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