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webpack はじめ方

Last updated at Posted at 2020-05-31

この内容について

この内容は、私が運営しているサイトに、より見やすく掲載しているので、よければそちらもご活用ください。
【webpack】 導入手順 | コレワカ

今回紹介する内容には、Sassのバンドルも含めていますので、Sassを使いたい人にもおすすめです。

webpackとは

オープンソースのJavaScriptモジュールバンドルのこと。
CSSやJavaScriptなどの複数のファイルを1つのファイルにまとめることが可能。

webpackのメリット

多くのCSSやJavaScriptなどのファイルを1ページで読み込むとリクエスト数が増加してしまうため、
ページの表示速度が遅くなるなどのデメリットがあります。
それをwebpackを使って、1つのファイルにすることでリクエスト数が減り、ページ表示速度が速くなるなど
のメリットを得られます。
同時に最終的に1つにすれば良いので、開発時はファイルを分割して管理することも可能なので、開発効率の
アップにもつながります。

はじめ方

プロジェクトを作成する

好きな名前でフォルダを作成します。

ターミナル
mkdir dir

webpack1.png

フォルダ配下に移動

作成したフォルダ配下に移動します。

ターミナル
cd dir

webpack2.png

npm初期化

npm管理下にする初期化処理のコマンドを実行します。

ターミナル
npm init -y

webpack3.png

webpackインストール

webpackをインストールするコマンドを実行します。
今回はSassも使えるような構成です。
Sassを使わない場合は、sass-loader以降は記述しなくて良いです。

ターミナル
npm i -D webpack webpack-cli sass-loader node-sass style-loader css-loader

webpack4.png

configファイル作成

webpack.config.jsという名前でファイルを作成します。

ターミナル
touch webpack.config.js

webpack5.png

configファイルの中身の記述

webpack.config.jsの中身を記述します。
modeは'production'と'development'があり、
'production'は本番環境用のバンドル(よりコンパクトな記述)で、
'development'は開発用のバンドル(より見やすい記述)で使い分けできます。(今回は'development')
entryに、バンドルするエントリーポイントとなるJavaScriptファイルを指定します。
outputに、バンドルされたファイルを出力する場所を指定します。
moduleの部分で詳細な設定ができ、今回はSassファイル(SCSSファイル)のバンドルもできるようにしています。

webpack.config.js
const path = require('path');
module.exports = {
  mode: 'development',
  entry: './src/js/entry.js',
  output: {
    filename: 'bundle.js',
    path: path.resolve(__dirname, 'src')
  },
  module: {
    rules: [
      {
        test: /.scss$/,
        use: [
          "style-loader",
          "css-loader",
          "sass-loader"
        ]
      }
    ]
  }
};

webpack6.png

srcフォルダの作成

srcという名前でフォルダを作成します。

ターミナル
mkdir src

webpack7.png

src配下に移動

作成したsrcフォルダ配下に移動します。

ターミナル
cd src

webpack8.png

バンドルファイル作成

バンドルして出力されるファイルを作成します。

ターミナル
touch bundle.js

webpack9.png

js・stylesファイル作成

js・stylesという名前でフォルダを作成します。
jsフォルダ配下にjsファイルを置いて、stylesフォルダ配下にSassファイルを置きます。

ターミナル
mkdir js styles

webpack10.png

js配下に移動

作成したjsフォルダ配下に移動します。

ターミナル
cd js

webpack11.png

バンドルの元となるファイルを作成

entry.jsという名前でファイルを作成します。

ターミナル
touch entry.js

webpack12.png

バンドルの元となるファイルの中身の記述

entry.jsの中身を記述します。

entry.js
// 〇〇の部分にバンドルしたいjsファイル名
import "./〇〇.js";
// 〇〇の部分にバンドルしたいSassファイル名
import "../styles/〇〇.scss";

webpack13.png

package.jsonの書き換え

package.jsonファイルを開き、一部分を書き換えます。

package.json
"scripts": {
  "test": "echo "Error: no test specified" && exit 1",
  "build": "webpack"
}

webpack14.png

プロジェクトフォルダ配下に移動

プロジェクトフォルダ配下に移動します。

ターミナル
cd ../..

webpack15.png

バンドルするコマンド実行

npm run buildのコマンドでwebpackコマンドを実行させます。

ターミナル
npm run build

webpack16.png

バンドルされたファイルを記述

バンドルされたjsファイル(bundle.js)を読み込みます。

HTML
<script src="./src/bundle.js"><script>

webpack17.png

最終的なファイル構成

- index.html
- node_mudules
- package.json
- src
    - bundle.js
    - js
        - entry.js
        - 〇〇.js
    - styles
        - 〇〇.scss
- webpack.config.js

webpack18.png

まとめ

今回紹介した手順通りにやるだけで、webpackを使えるようになると思いますので、どんどん利用していきましょう。
webpackはTwitterなどでも利用されている技術で、フロントエンドエンジニアには必須だろうと個人的に思いますので、
この記事を活用しながら、是非使ってみてください(^^)

それから、webpackは、CSSやJavaScriptだけでなく、画像やFontawesomeなどのアイコンもバンドルすることが
できます。その手順に関しては、別記事にして紹介したいと思いますので、是非今後も僕の記事を読んでいただければと
思います(^^)

この記事が良いと思った方は、LGTMをしていただければ嬉しいです!
フォローも是非お願い致します(^^)

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