jupyter notebookって・・・長くない・・・?
jupyterは、pythonのコードをインタプリタ式で確認しながら書ける、素晴らしいツールです。
ただ、点けたり消したりする時にこのコマンド名は少し長いですよね…。
さらに私はAnaconda環境を使っているため、こうなります。
conda activate python36
jupyter notebook
これが毎回打つと地獄。
しかし、エイリアスを貼り直すとなんと、
$ jn
だけでjupyterを起動することができます。
コマンドを短くする、というライフハック
仕事で毎回使うことの手間を減らすというのはとても効果的に時間を削れます。
コマンドを短くするだけで仕事の効率がここまで上がるよ!というのを伝えるため、
今回は、コマンドの省略の仕方をまとめていきます。
エイリアスの貼り方
まず、自分のホームディレクトリにターミナルで移動し、
「.bashrc」というファイルを開きます。
$ cd $HOME
$ vim .bashrc
vimの画面になったら、
alias エイリアス名='コマンド'
の形式で書きます。
# コマンドjupyter notebookにエイリアス名をjnとして設定
alias jn='jupyter notebook'
# aconda activateで環境を切り替えている人におすすめ
alias ca='conda activate'
エイリアスをかけたらvimを閉じます。
その時は忘れず、コマンドモードで「:wq
」と入れて保存して閉じましょう。
反映を忘れずに!
ただし、この直後に$jn
を打っても
$ jn
bash: j: command not found <= コマンドエラー
コマンドが見つからないと出てしまいます。
せっかくエイリアスまで貼ったのに…。
ただ、それは、エイリアスの変更がまだ反映されていないからなんですね。
せっかく設定したエイリアスをすぐ確認するためには、下記のコマンドを実行する必要があります。
# .bashrcの変更を反映させる
$ source ~/.bashrc
sourceコマンドは、ファイルに書かれたコマンドを現在のシェルで実行するコマンドです。
主にシェルの設定ファイルを反映させる際に使用します。
これで定義したエイリアスを使用できるようになりました。
なお、直後に使わない場合は、再ログインでも反映されます。
#bash_profileにも書かなくていいの?
余談です。
今回は.bashrcにエイリアスを設定しました。
ですが、.bashrcをいじったことがあると、.bash_profileとの書き分けなどを聞いたことがあると思います。
ただ、私はこちらのdark-spaceさんの記事を参考に、.bashrcだけに書くようにしています。
[追記]
bash_profileには以下を追加して、中に書いてあるPATHはコメントアウトするか消してください。そうするとbashエラーが出なくなります。
source ~/.bashrc
参照:terminal起動時に毎回bashエラーが表示される
普段よく使うコマンドを短くして、仕事を効率化しよう!
仕事を効率よくこなしていくためには、まず身近なコマンドから。
これは.bashrcだけに書くことにも通じます。
実業務以外の作業はできる限り減らしたい。
そのためには、毎回やっている無駄な手間を省いて、日々の無駄な積み重ねはなくしてしまいましょう!