はじめまして。この記事を書いている私は、入社4ヶ月目のエンジニアです。
エンジニアになる前は全然パソコンも使わない仕事をしていたので、完全未経験の状態でエンジニアに転職しました。
いまだに上司や同僚の方にサポートをしてもらったり、迷惑をかけながら仕事をしている状態なのであまり偉そうなことが言える立場ではありません。
が、この4ヶ月を振り返って『もっとここ意識して生活してたら成長できたな〜』と思うことがいくつかあるので、今後入社してくる後輩と初心を忘れかけた自分のために記事に残します。
#①学習する時は自分で成果物を作る
プログラミングの学習をする際は絶対に何か形として残る成果物を作った方がいいです。
勉強し始めは特にわからないことだらけで、ある程度理解できてから手を動かしたくなると思いますが手を動かさない限りプログラミングが身につくことはありません。
記事や本を読んで理解したつもりになっていても、実際にコーディングしてみると99%思い通りに動くことはないので早めに1回失敗して、なぜ失敗したのかを調べるのが結局1番の近道です。
あと最近流行りのハンズオンで手を動かして成果物を作りながら学習していく教材も、動画や本に書いてある通りに完コピするだけだとほぼ確実に身につきません。
コードを色々いじってみて自分なりのカスタマイズを加えながら学習するのがいいと思います。
#②質問するまでの条件を決める
壁にぶち当たった時にすぐに質問してしまうと相手の時間を奪ってしまいますし、自分で考え調べて解決する力が身につきません。
しかしあまりに1つの課題に時間をかけすぎるのも効率が悪くなってしまいます。
そこで質問するまでの条件(時間)をあらかじめ決めておくと便利です。
例えば『30分自分で色々調べてそれでもどうしようもなかったら聞く』と決めておけば、時間を浪費しすぎることもなく調べる力も育ちやすいです。
さらに質問する時は困っていることの内容やそれまでの経緯、自分で調べた情報などを簡単に整理して伝えると答える側もわかりやすくなります。
質問するとしても、できるだけ答える人の時間と思考を浪費させないよう意識しましょう。
#③流行りの技術に惑わされない
エンジニアとして仕事をしているとどうしても流行りの言語や技術の話題が耳に入ってきます。
その度に流れに乗り遅れまいと新しい技術に飛びついてしまうとどれも中途半端に身について、結局時間を浪費してしまいます。
高度なフレームワークやツールは目まぐるしく入れ替わりますが、HTML・CSSやWebに関する知識などの基礎の情報はあまり変わらず1度身につければ長く役立てることができるので、特に学ばなければいけないことが多い新人のうちは高度な流行りの技術に惑わされず、しっかりと基礎を身につける学習に集中するのがおすすめです。
#④出来ないことよりも、出来るようになったことに目を向ける
新人のうちはできないこと分からないことばかりで自己肯定感が下がりがちです。
仕事で失敗したり、いくら調べても情報が出て来ず課題がクリアできない時は『自分はエンジニアに向いてないんじゃないか』と思うこともあります。
1つ何か言語を勉強してやっと少し理解できたと思ったら、その先にある膨大な量の知らない知識に気づきむしろモチベーションが下がってしまうこともよくあることです。
そんな時は一度落ち着いて自分ができるようになったことを整理してみましょう。
エンジニアになった頃の自分や先月の自分と比べて少しでも出来るようになったことを意識することで、前向きに学習に取り組むことができます。
#⑤自分の時間を使って学習する
エンジニアとして仕事をすると決めた以上、プライベートの時間を犠牲にして学習をすることは必須です。
業務の中で新しい言語や知識を学ぶこともありますが、成果を出すことが大前提なのでゆっくり理解できるまで調べるのは難しく、コピー&ペーストでなんとか動かすだけで精一杯ということが多いです。
業務の中で分からなかった部分や気になったことを、自分の時間を使って学習し成長することができないといつまで経っても知識が身に付かずエンジニアとして成長するのが難しくなってしまいます。
最初のうちは特にしんどいですが、出来ることが増えてくると仕事そのものが楽しく出来るようになってくるはずなので、頑張りどころだと思って自分の時間に勉強するようにしましょう。
#まとめ
今回の記事は完全に過去の自分に向けて書いた内容なので、当てはまらない新人の方もいらっしゃるかと思いますがご容赦ください。
エンジニアになってから半年の間が特に自信をなくして辞めてしまいやすい期間だそうなので、まずはあと2ヶ月自己肯定感を高く持ってコツコツ頑張っていきたいと思います。
自分が新人エンジニアだった時は〇〇を意識してたよ〜とか〇〇がしんどかったよ〜といったエピソードがあればぜひ教えてください。