『WordMove』とは?
Rubyで作られたコマンドツール
WordPressのローカル環境とサーバーをつないでデータの送受信をしてくれるので、ローカル環境で変更を加えたファイルを毎回FTP経由でアップロードする必要がなくなる
『WordMove』で出来ること・メリット
サーバーへのファイルやフォルダのデプロイが簡単にできる
変更を加えたファイルやフォルダをサーバーにデプロイする時は「wordmove push --all」コマンドを入力するだけで、すべてのファイルやフォルダをデプロイすることが出来る。
プッシュ機能とプル機能
ローカル環境⇆サーバー どちらでもデータのやりとりが可能
→ローカル環境で加えた新しい変更をサーバーにデプロイ(プッシュ)
→更新された新しい変更(データベースなど)をサーバーからローカル環境にダウンロード(プル)
プッシュまたはプルのみを指定することも可能
プッシュする対象(データベース、プラグイン、テーマ、アップロードされたメディアファイルのみ、等)を指定することが出来る
高速
WordPressファイルのプッシュやプルの作業をFTPの約5~10倍という速さで行うことが出来る。
『WordMove』の使い方
①Wordmoveのインストール
gem install wordmove
コマンドを入力
※事前にRubyのインストールが必要
②『Movefile』の作成
WordPressのルートディレクトリに移動
→wordmove init
コマンドを入力
→作成した『Movefile』をテキストエディタで開き、設定を編集する
③ローカル環境からサーバーにプッシュする
wordmove push --all
コマンドを入力
④サーバーからローカル環境にプルする
wordmove pull --all
コマンドを入力
プッシュするファイルグループを指定するオプション
-t=テーマ
-u=アップロード
p=プラグイン
d=データベース