1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Google Cloud PlatformAdvent Calendar 2021

Day 2

GCPの情報を追う時に見ているものたち

Last updated at Posted at 2021-12-01

GCPに限った話ではありませんが、パブリッククラウドはアップデートやリリースが頻繁に発生するため、
その情報を追い続ける難しさを日々感じています。
自分が使ったことのあるサービスであるはずなのに、同僚が自分の知らない機能をいつの間にか使いこなしていたり、Slackチャンネルで自分の知らない機能について話されているのを私は何度か経験しました。

私自身は現在GCPを業務でがっつり触っているわけではありませんが、GCPのことは好きなので、新機能やより深い情報を知りたい場合に参照している情報源を書きます。
GCPを学ぶ人や、継続的にGCPを利用する方の参考になれば幸いです。

※記載順と重要度は関係がありません。

Twitter

私がGCPの新機能を知る場面はほとんどがTwitterです。
Google Cloud で働いている方々やユーザコミュニティのメンバーがドキュメントに起こされたばかりの機能について情報を発信してくれています。
この場で特定のアカウントを紹介することは避けますが、#gcpja などのハッシュタグで見つけることができるはずです。

release notes

これは絶対に外せません。
(ほとんど?)全ての更新情報が記載されているため、自身に必要のない情報の方が多いかもしれません。
それでもGCPの更新をこれほど網羅している情報は他には無いはずです。

container optimized osを利用している方は、たまにでいいのでそのリリースノートも覗いておきましょう。
脆弱性に関する情報が記載されているため、OSイメージのアップデートの必要性に気づけるかもしれません。

REST API References

各GCPのサービスには機能説明のドキュメントに加え、REST APIのリファレンスも記載されています。

Compute Engine APIであればここ
IAM APIであればここ
といったように。

これらは普段Cloud Consoleを利用している限りでは知る必要のないことですが、Cloud Functionsなどのプログラムからリソースの操作をしたり、terraformにおけるパラメータの意味を理解する場合に役に立っています。

Issue Tracker

Issue Trackerは、GCPの機能リクエストやバグの報告を行える場所、という認識です。
私は、このサービスでこういうことってできないのかなという疑問を持った時に、よくIssue Trackerを参照しています。

例えば、「IAPを利用してBackend Bucketに設定した公開Cloud Storageバケットへのアクセスを制御できないかな」という疑問を持ったとします。
この場合はIAPのIssue TrackerなのかCloud StorageのIssue Trackerなのか少し迷いますが、迷ったら両方探します。
すると、IAP on Cloud Storage - backend bucketsというIssueがあるので、中身を覗いて最新の情報を入手できたり入手できなかったりします。
どうやらこの機能はまだリリースされていないようですので、別のアーキテクチャの検討を始めることができます。

Issue Trackerに記載された機能リクエストは実装が約束されるわけではありませんが、もし実現したら嬉しい機能を見つけられたなら、StarをポチっとしておくとGoogleが優先度を上げてくれるかもしれません(無責任)。

Medium google-cloud-jp

サービスはなんでもいいのですが、Google Cloudで働いている方々がより多く投稿している気がするので、私はGCPの情報に飢えた時にこのMediumグループを巡って興味のあるものを読んでいます。
触ったことないけどあの機能ってどんな感じなのか気になる〜という場合に日本語で紹介記事があると嬉しくなります。

関連OSSのCHANGELOG

もはやGCPが関係なくなりましたが、GKEやDataflowで実行されるKubernetesやApache BeamといったOSSは日々更新され続け、GCPがそれに対応する流れとなっています。
OSS側に変更があると自分たちのワークロードに何らかの影響を与える場合があるため、自分たちのサービスを支えるソフトウェアの変更についてはきちんと追って意味を理解するようにしています。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?