〇prettier code formatter とblack
上記2つはどちらもコードを自動できれいに書き換えてくれる拡張機能です。インデントやスペースの数、「'」と「"」など、人によって書き方が違うコードを保存時に書き換えてくれます。
ただしpythonはprettier code formatteが非対応のため、blackを利用する必要があり、「基本的はprettier code formatteを使い、pythonの時のみblackを利用する」という設定をします。
・prettier code formatter
こちらは拡張機能からインストールを行います。
インストール後、左下にある歯車のマークをクリックして設定を開き、
上にある検索欄にて「editor.defaultFormatter」と検索し、「Prettier-Code Formatter」を選択します。
次に「editor.formatOnSave」と検索して「Format On Save」にチェックを付けます。これでファイル保存時にFormatterを適用する設定ができました。
・black
続いてblackはターミナルにて「pip3 install black」と入力します。
ダウンロードが終わったら先ほどのように設定を開き、「python.formatting.provider」と検索して「black」を選択します。
Ctrl + Shift + Pを押して、上の検索欄にて「Preferences: Open User Settings (JSON)」と検索してクリックすると「settings.json」というファイルが開かれます。
「"[python]": { "editor.defaultFormatter": null },」を書き加えて保存してください。
※設定を色々変えている方はほかにもコードが記述されていると思いますが、とりあえず下の4行が書かれていれば大丈夫です。
これでpythonの時はblack、それ以外の時はprettierでフォーマットしてくれます。
※フォーマットしたくないファイルや一部分などを指定することもできます。
pythonの場合は「# fmt: skip」など、言語によって違うのでここでは割愛します。