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エンジニアのためのコミュニケーション①

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1.はじめに

ITエンジニアには、技術力とコミュニケーション力が求められます。特に、PM(プロジェクトマネージャ)の仕事の90%はコミュニケーションです。

コミュニケーション力 × 技術力 = 仕事のパフォーマンス
PMだけコミュニケーション力が必要なのかと言われると、むしろプログラマ等のエンジニアにこそ必要です。どんなに技術力が高くても、コミュニケーション力が低いと仕事のパフォーマンスが低下します。

2.どうすればいいの?

会話では解決を優先する
エンジニアの会話は基本的に「正しいものを認めさせる会話」をしてしまいがちです。会話の目的は「何かを達成したり解決すること」です。これを間違えてしまうと、不毛な論争に突入します。

会話の前提として協力的な関係を構築する
相談する相手と仲が良ければ、相談しやすいですよね。

3.仲良くなるには?

最初に意見が対立しない話題を出す
プロジェクトに新しくジョインした人に「出身はどちらですか?」とか聞きますよね。そんな感じの話題でOKです。

共通点を口に出す
「出身はどちらですか? → 埼玉です → 私も埼玉なんですよ! → 同じですね!」という会話をすることで「この人は仲間だから、心を許して安心して話せる」というラポール(心の架け橋)が作られます。

4.仲良くなったら?

会話の前にラポールを作る
仲良くなった相手に説明や相談をする前に必ずラポールを作り、その後も会話が終わるまでラポールを維持しましょう。ラポールは「承認」や「共感」でも作ることができます。

5.ラポールが壊れる原因

口に出したことを本心からそう考えていない
口先で言っているのか、本心で言っているのか、相手にわかります。

自分を守るような態度をとってしまう
「お仕事大変ですね → いや、そんなことないですよ」と否定されたくないから「こんな遅くまで働くなんて嫌ですよね、お仕事大変ですね」と言ってしまうパターン。その会話は誰のためなのか、考えてみましょう。

6.見た目も大事

笑顔
基本です。鏡を見て練習しましょう。

姿勢
全身が移る鏡を見て練習しましょう。

頷き
会話を頷きながら聞きましょう。最初は大げさに頷くのがポイントです。

視線
基本です。しっかり相手の目を見て話しましょう。

7.おわりに

次回は「聞く」ことについて書いていきます。

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