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【UiPath】モダンデザインでのExcel操作系のアクティビティを使ってみた④

Last updated at Posted at 2022-12-27

はじめに

この投稿はモダンデザインで使用可能なパッケージExcel ModernのアクティビティをStudioで使用してみた第4弾となります。
今回は「Excel ファイルを PDF として保存」アクティビティを使用してみたいと思います

実行環境は以下の環境で行っております
UiPath Studio 2022.10.3 (Community License、UIAモード:モダンデザイン)

■Excel ファイルを PDF として保存

(UiPath.Excel.Activities.Business.SaveAsPdfX)
ExcelブックをPDFファイルとして保存するアクティビティです。
image.png

■アクティビティの設定

今回は下記画像の様な請求書.xlsxというファイルを作成したのでPDFとして出力したいと思います。
image.png

①まずは「Excelファイルを使用」アクティビティを設置して請求書ファイルのパス(画像赤枠)を設定します。
※今回はこの部分の詳細設定方法については省略します。
image.png

②①で設置したExcelファイルを使用の中に「Excel ファイルを PDF として保存」アクティビティを設置します。
image.png

③ここから「ExcelファイルをPDFとして保存アクティビティ」のプロパティ設定を行っていきます。
まず、PDF保存したいブックを選択します。
ブックの右端の+マーク⇒Excelの順に設定します。
image.png
※ここで設定した「Excel」はExcelファイルを使用で設定されている「参照名」です。
image.png

④次に出力するPDFのファイル名を設定します。
今回は「OutputFilePath」という変数に出力するファイルパスを設定しているため、ファイルパス欄には変数名を設定しています。
image.png

既存のファイル置き換えがデフォルトで設定されているため、
上書きしたくない場合はチェックを外してください。

⑤出力を行う開始・最終のページ設定を行います
※ページ設定は任意となります。
空欄にした場合は1シート目からファイル内の最終シートまでが設定されます。

image.png

項目 内容
最終ページ 最終ページの番号を指定します。
例)ファイルに14シートあり、ページ番号を指定しない場合は14シート目まで、5を設定したら5シート目が最終シートとなります
開始ページ 開始ページの番号を指定します。
例)ファイルに14シートあり、ページ番号を指定しない場合は1シート目、5を設定したら5シート目から出力が開始されます

⑥次は保存品質を設定します。
デフォルトの設定は「StandardQuality」になっています。
image.png

選択項目 内容
StandardQuality オンライン パブリッシュおよび印刷用に最適化
MinimumQuality オンライン パブリッシュ用に最適化

アクティビティの設定はここまでで完了です。

⑥最後に実行して確認してみましょう。
実行後、請求書_株式会社AAA.pdfとして請求書のPDFが保存されています。
image.png
ファイルの中を開いて確認してみます。
Excelの内容が問題無く出力されています。
image.png

おわりに

今回は「ExcelファイルをPDFとして保存」について触れましたがいかがでしたでしょうか。
他のアクティビティにも順次触れていこうと思います。
閲覧いただき有難うございました。

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