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[T-DASH] 任意の時刻を任意のフォーマットで取得する

Last updated at Posted at 2024-09-19

Outline

T-DASHでは、時刻の情報を変数として用いる方法として、予約語がある。
この予約語を用いることで、時刻情報を使うことができる。

image.png

が! パターンが少ない!!

  • 過去の指定した時刻の情報を使いたい!
  • 違ったフォーマットで (YYYY/MM/DD や MM/DD/YYYY など)情報が欲しい!

なので、好きな相対時刻、好きなフォーマットで時刻情報を汎用的にとれるカスタム動作を紹介する

技術的情報

robot frameworkのGet Current Dateを用いる

${date} =  Get Current Date  local  -5 hours  result_format=datetime

第一引数 local は time_zone を指定します。
localで、自身の地域を指定します。

第二引数 increment は現在時刻からの加算日時を指定します。
加算日時として、以下単位を用いて構成します。

単位 意味
days 日数
hours 時数
minutes 分数
secounds 秒数

記入例

意味
1 days 1日後
- 1 hours 1時間前
- 1 days - 1 hours 1日と1時間前

第三引数 result_format は出力フォーマットを指定します。

代表例として

フォーマット 出力例
%Y-%m-%d %H:%M:%S 2024-10-01 12:00:00
%Y/%m/%d (%a) 2024/09/19 (Thu)

詳しくは、以下の仕様より取得してください

T-DASHの手順

カスタム動作

以下設定内容を Date.yamlのファイル名で保存する

ACT-CAT-CUSTOM-4d91c6b0-65ee-4636-a9cb-58758cbf05ea:
  action_category_name: Date
  icon: ''
  color: '#a38fcc'
  custom_data:
    file_name: Date
    pip_list: []
    library_list:
    - DateTime
  actions:
    ACT-CUSTOM-4061ff76-392e-49d8-b7fc-d952d9016200:
      action_name: 相対時刻を任意のフォーマットで変数に入れる
      action_type: operation
      action_format: 現在から「設定値1」加算した時刻を「設定値2」のフォーマットで変数名「設定値3」に格納する
      action_note: ''
      action_args:
      - value1
      - value2
      - value3
      action_def:
      - - '${date} = '
        - Get Current Date
        - local
        - ${value1}
        - result_format=${value2}
      - - Set Suite Variable
        - ${${value3}}
        - ${date}

次に、作成された Date.yamlをT-DASHの動作定義 -> カスタム動作 -> カスタム動作をインポート にてインポートし、実際にインポートされた設定内容を開く

image.png

4行目が、現在の時刻から、timezone、増減の日時、指定した時刻のカスタムフォーマット、で取得している。
5行目が、指定した変数名に得られた時刻データを設定する。

スクリプト

技術的情報に記載した、増減時刻の指定、フォーマットを第一、第二引数に設定した例です。

image.png

その結果は以下のようになります。
あとは、得られた変数 ${result_date1} ~ ${result_date3}を予約語と同じように変数として利用すればよい。

image.png

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