Back Ground
RanorexはWebのE2Eテスト自動化ツールである。
1プロジェクトに対して、統一したグローバルパラメータを定義している。
環境の情報や、共通のユーザー情報などを定義することに主に使われる。
複数のテスト環境条件で実行することになると、テストの都度、このグローバルパラメータを編集する必要が発生する。
そのため、パラメータの変更作業が発生する。特に、テスト自動化のファイルを複数のJENKINSにて実行するように配置していると、それぞれの実行定義ファイル(rxtstファイル)を編集しなければならず、大変に工数が発生する。
今回、この課題を解決するために、このグローバルパラメータをexcelで定義し、excelの設定値でグローバルパラメータを修正するtipsを説明する
How
- Prepare Data Source
以下の図のように、グローバルパラメータ名のparameter_name と、設定とする値parameter_valueをエクセル等でdata sourceで定義する。
そして test case folderを作成し(図では、SetGlobalParameter)、data source を指定する
- modify parameter script
上図のレコードモジュールCommon_SetGrobalParameterを作成する
このレコードモジュールは以下のように1つのuser codeを呼び出すだけの処理である
また、このレコードモジュールのVALIABLESは以下の図の通り、先ほどのdata sourceで定義した、parameter_name と parameter_value である。
このユーザー関数setUpGlobalParametersは以下のとおりである。
グローバルパラメータの変数名にparameter_name が定義されていたら、parameter_value に置き換える。
これにより、グローバルパラメータをファイルに外だしすることができる!