趣旨
mac環境でandroidスマホの実機テストを行う環境構築手順
CUI、GUI構築方法は2通りある。
ただ、iOSも同環境で構築することを想定して、安定するCUI環境で構築した。
準備するもの
-Mac (HighSierra)
-Android端末
-USBケーブル
設定
1. JDK
install
Java SE Development Kit 8 をdownloadして、インストールする
download
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html
環境変数
環境変数に以下を設定する
Mac環境次第ですが、例えば .bashrc
変数 | 意味 |
---|---|
JAVA_HOME | Javaのinstall path (ex. export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home` ) |
Path | 実行フォルダのパス (ex. export PATH=\${JAVA_HOME}/bin:$PATH ) |
実行確認
コマンドプロンプトを起動し、パスを確認する
java -version
2. Android Studio
install
Android Stduioをdownloadして、インストールする
環境変数
環境変数に以下を設定する
変数 | 意味 |
---|---|
ANDROID_HOME | androidのSDKのinstall path 「File」>「Other Settings」>「Default Setting Structure…」の"SDK location" (ex. export ANDROID_HOME=$HOME/Library/Android/sdk ) |
Path | adb等の実行フォルダのパス (ex. export PATH=\$PATH:$ANDROID_HOME/platform-tools) |
実行確認
コマンドプロンプトを起動し、パスを確認する
adb
3. Android Deviceの設定
appiumからandroid deviceへ接続許可設定をする
1 開発者モードにする
ビルド番号を数回タップすると、デベロッパーモードに切り替わる
3 USB接続の設定
USBデバッグ、スリープモード非設定(※任意)をOnにする
4 USB接続
USBで接続後、android device側で接続承認の確認が出てくるので、OKにする。
5 adb server 起動
コマンドプロンプトを立ち上げて、以下コマンドを実行する
adb devices
これにより、接続したandroid deviceが正しく接続されていることを確認する
4. brew & npm
appiumをinstallするとき、npmコマンドを利用する。
defaultではmacに入っていないので、使えるようにする
install brew
以下コマンドを実施
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
動作確認
brew -v
install npm
brew install nodebrew
nodebrew install-binary latest
別のバージョンをinstallしたい場合、以下手順でinstallする
1 対応可能versionの確認
nodebrew ls-remote
nodebrew install v0.1.0
nodebrewのversion指定
nodebrew list
ここで出てきたversion(もし別のバージョンを使う場合、それをinstallする)を確認
nodebrew use v9.4.0
実際に設定されてるかの確認
ls -l .nodebrew/
実行例
currentのsymbolic linkが希望したversionになっていることを確認できる
pathの設定
pathを通す
ex. export PATH=$PATH:$HOME/.nodebrew/current/bin
パスの確認
npm -v
5. appium
install
androidに関しては、最新版のappiumで問題はない。
ただ、iOSもテストする環境として考えている場合、versionを注意したほうが良い。
自分が当時試したとき、最新版では動作しなかったのでversion指定でinstallした。
npm install -g appium@1.7.2
npm install -g appium-doctor
※ version指定しない場合
npm install -g appium
動作確認
appium-doctor
実行
appium
※起動オプションはこちら
http://appium.io/docs/en/writing-running-appium/server-args/
よく使うオプションとしては以下の通り
option | mean |
---|---|
-p xxxxx | port指定 |
WEB経由でアクセスして、API状況を確認できる
ex) http://localhost:9999/wd/hub/status