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現在(2024/8/19)のT-DASHは chrome, Firefox, Edgeのブラウザをサポートしている。
しかし、mac Safari はサポートしていない。
今回、この課題を解決する方法を示す。
技術的情報
robot frameworkの Open Browser のkeywordでブラウザを指定することができる。
※尚、今回proxy指定などoption設定などする場合、今回の説明には含まれていません。環境に合わせて、設定する必要があります。
Open Browser ${URL} browser=safari
基本設定
Safari の設定
Safariをテスト自動化で操作できるように設定をする。
Safari > 開発 > デベロッパ設定 から、オートメーションの「リモートオートメーションを許可」にチェックを入れる
SafariDriver の確認
標準でsafaridriverは実行環境にあると思いますが、念のため確認する
ターミナルで以下コマンドで確認できる
which safaridriver
T-DASH
カスタム動作
以下設定内容をBrowser.yamlのファイル名で保存する
ACT-CAT-CUSTOM-e2e94ebd-5462-4d60-be78-64dd8d54b020:
action_category_name: Browser
icon: ''
color: '#a603c2'
custom_data:
file_name: Browser
pip_list: []
library_list:
- SeleniumLibrary
actions:
ACT-CUSTOM-5476e825-19bb-4e2b-8c37-7a3786693d8e:
action_name: Safariを開く
action_type: operation
action_format: URL「設定値1」をSafariで開く
action_note: ''
action_args:
- value1
action_def:
- - Open Browser
- ${value1}
- browser=safari
- - Maximize Browser Window
次に、作成された Browser.yamlをT-DASHの動作定義 -> カスタム動作 -> カスタム動作をインポート にてインポートし、実際にインポートされた設定内容を開く
カスタム動作の処理は以下の通りです
1.Safariを開く
2.ブラウザを最大化する
テストケース
一番最初の「ブラウザを開く」のキーワードとして、作成したカスタム動作「Safariを開く」を用いる。
設定値1は開くURLを指定する。