動機
私の職場では社外アクセスにProxyが必要なのですが、git config --global http.proxy http://[proxy]:[port]
をすると、社内のリポジトリにアクセスできなくなってしまうため。
公式ドキュメントにやり方が載っていたのですが、ググっても意外と日本語情報がなかったのでメモ代わりにまとめました。
対象バージョン
Git 1.8.5以降
方法
# git config --global http.<url>.proxy [ProxyサーバーのURL]
で、GitサーバーごとのProxyを指定できます。
下記のように空文字を入れると、Proxyを使用せずにアクセスするようになります。
# git config --global http.http://example.com/.proxy ""
~/.gitconfig
ファイルは下記のようになります。
[http]
proxy = http://proxy.acme.com:8080
[http "http://example.com/"]
proxy =
# git config --global --get-urlmatch http.proxy [リポジトリURL]
で、指定したURLで使われるProxy設定を確認できます。