はじめに
業務でWindowsServerやWindows10を触っています。
今回は、Windowsのライセンス認証方式について紹介していきたいと思います。
ライセンス認証方式の種類
Windowsのライセンス認証方式は、2つあります。
- MAC
- KMS
こちらの認証方式について今回は解説していきたいと思います。
MAKとは?
「マルチプルアクティベーションキー」の略。
個別のパソコンがインターネット経由でMicrosoftにアクセスし、直接ライセンス認証を行う方式。
※インターネット接続ができない場合も認証可能
① Microsoftのコールセンターへ連絡し、MAK認証コードを取得
②スクリプトを利用して認証コードをインストール
MAKの特徴
- 1回のアクティベーションで、ハードウェアが大幅に変わらない限り使い続けることが可能
- ライセンスキーには回数の上限が設定されている
- ライセンスキーの使用個数はMicrosoftプロダクト認証センターにて管理される
MAKの図
KMSとは?
キーマネジメントサービスの略。
各PCがKMSホストと呼ばれるライセンス認証サーバーに接続することによって、ライセンス認証を行う方式。
KMSの特徴とは?
- KMSホストの構築が必要
- クライアント台数が25台以上でネットワークに接続している場合に適している
- MAKとは違い、180日間の有効期限がある
- デフォルトでは、7日間毎に有効期限の延長を行う。(アクティベーション)
- MAKのように1つ1つライセンス認証を実施する必要がない
KMSの図
まとめ
認証方式 | 説明 |
---|---|
MAK | Microsoftへアクセスし、直接ライセンス認証を行う方式 |
KMS | KMSホストより25台以上のクライアントPCに対して、ライセンス認証を行う方式 |