はじめに
EBSのボリュームタイプである GP2 と GP3 の違いについてご紹介します。
GP2 と GP3 についての説明
GP2とは?
- Amazon EC2 インスタンスのデフォルトの EBS ボリュームタイプ
- ボリュームはSSDを基盤としている
GP2の特徴
- 汎用 SSD (gp2) ボリュームのボリュームストレージの料金はプロビジョニングした容量 (GB/月) で決定される。
- ストレージを解放するまで毎月料金が発生する。
- gp2ボリュームのプロビジョニング済みストレージは、 1秒 毎に課金される.
- 最小課金時間は 60秒
- I/O はボリュームの料金に含まれている
料金
ボリュームタイプ | 料金 |
---|---|
汎用SSD (gp2) ボリューム | 1ヶ月にプロビジョニングされたストレージ 1GB あたり 0.12USD |
詳細情報
項目 | 特徴 |
---|---|
ボリュームタイプ | EBS 汎用 SSD (gp2) |
ユースケース | ブートボリューム、インタラクティブで低レイテンシーのアプリケーション、開発およびテスト環境 |
API名 | gp2 |
ボリュームサイズ | 1GB 〜 16TB |
耐久性 | 99.8% 〜 99.9% の耐久性 |
最大IOPS/ボリューム | 16,000 |
最大スループット/ボリューム | 250 MB/秒 |
最大IOPS/インスタンス | 260,000 |
最大スループット/インスタンス | 7,500 MB/秒 |
レイテンシー | 1桁のミリ秒 |
料金 | 1月 あたり 0.10 USD/GB |
主なパフォーマンス属性 | IOPS |
GP3とは?
- 最新世代の汎用 SSD ボリューム
- Amazon EC2 インスタンスのデフォルトの EBS ボリュームタイプ
- ボリュームはSSDを基盤としている
GP3の特徴
- 汎用 SSD (gp3) ボリュームのボリュームストレージの料金はプロビジョニングした容量 (GB/月) で決定される。
- ストレージを解放するまで毎月料金が発生する。 (gp2 と同じ)
- 全てのgp3ボリュームには、以下が含まれる。
- 3,000 のプロビジョンドIOPS(1秒あたりの入力/出力操作)の無料のベースラインパフォーマンス
- 125 プロビジョンド MB/秒スループットが含まれる
GP3の料金
東京リージョンの料金になります。(2022/10/22時点)
ボリュームタイプ | 料金 |
---|---|
汎用SSD (gp3) | 0.096USD/GB 月 |
汎用 SSD (gp3) - IOPS | 無料の 3,000 IOPS および 3,000 を超えた分について 1ヶ月におけるプロビジョンド IOPS あたり 0.006 USD |
汎用SSD (gp3) - スループット | 無料の 125 MB/秒 および 125 を超えた分について 1ヶ月におけるプロビジョンド MB/秒あたり 0.048USD |
詳細情報
項目 | 特徴 |
---|---|
ボリュームタイプ | EBS 汎用 SSD (gp3) |
ユースケース | ・仮想デスクトップ ・MSFT SQL Server や OracleDB などの中規模のシングルインスタンスデータベース ・低レイテンシーのインタラクティブアプリ ・開発とテスト ・ブートボリューム |
API名 | gp3 |
ボリュームサイズ | 1GB 〜 16TB |
耐久性 | 99.8%〜99.9%の耐久性 |
最大IOPS/ボリューム | 16,000 |
最大スループット/ボリューム | 250 MB/秒 |
最大IOPS/インスタンス | 260,000 |
最大スループット/インスタンス | 7,500 MB/秒 |
レイテンシー | 1桁のミリ秒 |
料金 | 1月 あたり 0.10 USD/GB |
主なパフォーマンス属性 | IOPS |
参考