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C++環境を構築してみる(Windows10 + VSCode)

Last updated at Posted at 2021-09-19

普段はRust使っていますが、C++環境もないと何かと不便なのでVSCodedで構築してみました。
参考資料の内容をGoogle翻訳してなぞってるだけなので、この記事読むより参考資料の方を読んだ方が良いです。

##参考資料
Configure VS Code for Microsoft C++

##インストールしたもの

  • Visual Studio Build Tool2019
  • Visual Studio Code
    • C/C++

##Visual Studio Build Tools のインストール
URL: https://visualstudio.microsoft.com/ja/visual-cpp-build-tools/

  1. 「Build Tool のダウンロード」をクリックしインストーラをダウンロードして実行。
  2. 「C++ によるディスクトップ開発」にチェックを入れて「インストール」をクリックする。
    vs_buildtools.png

##Visual Studio Build Tools のインストール確認

  1. タスクバーの検索に「developer」と入力し始めると、候補リストに「Developer Command Prompt for VS 2019」が表示される。
    c++ 02.png

  2. 「Developer Command Prompt for VS 2019」をクリックすると、cmdが起動するのでコマンドプロンプトから「cl.exe」と入力する。
    c++ 03.png

  3. 「使い方:cl ...」と表示されていれば問題なし。

##VSCode のインストールとパッケージの追加
URL: https://code.visualstudio.com/download

  1. 「Windows」をクリックしインストーラをダウンロードして実行。

  2. 「使用許諾契約書の同意」で「同意する」を選択、「追加タスクの選択」で「エクスプローラーのファイルコンテキストメニューに[Code で開く]アクションを追加する」,「エクスプローラーのディレクトリコンテキストメニューに[Code で開く]アクションを追加する」にチェックを入れる以外は、そのままの設定で「次へ」をクリックし、最後に「インストール」をクリックする。
    VSCodeUserSetup_05.png

  3. VSCodeを起動し、アクティビティバーの「拡張機能(Ctrl+Shift+X)」から、「C/C++」を追加する。
    c++ 04.png

##コンパイルしてみる

  1. 適当なフォルダーを作成、VSCodeで開いた後「helloworld.cpp」を作成する。
    c++ 05.png

    C++
    #include <iostream>
    #include <vector>
    #include <string>
    
    using namespace std;
    
    int main()
    {
      vector<string> msg{"Hello", "C++", "World", "from", "VS Code", "and the C++ extension!"};
    
      for (const string &word : msg)
      {
        cout << word << " ";
      }
      cout << endl;
    }
    
  2. 「Ctrl+Shift+P」を押し、「C/C++:構成の編集」をクリックする。
    c++ 06.png

  3. VSCodeで開いたフォルダの下に、「.vscode\c_cpp_properties.json」が作成される。
    c++ 07.png

  4. 次に、「helloworld.cpp」を選択した状態で、「Ctrl+Shift+P」を押し、「タスク:タスクの構成」>「C/C++:cl.exe アクティブなファイルのビルド」を選択する。
    c++ 08.png
    c++ 09.png

  5. VSCodeで開いたフォルダの下に、「.vscode\task.json」が作成されるので、以下の内容に修正する。

    Json
    {
      "version": "2.0.0",
      "windows": {
        "options": {
          "shell": {
            "executable": "cmd.exe",
            "args": [
              "/C",
              "\"C:/Program Files (x86)/Microsoft Visual Studio/2019/BuildTools/Common7/Tools/VsDevCmd.bat\"",
              "&&"
            ]
          }
        }
      },
      "tasks": [
        {
          "type": "shell",
          "label": "MS C/C++: cl.exe アクティブなファイルのビルド",
          "command": "cl.exe",
          "args": [
            "/Zi",
            "/EHsc",
            "/nologo",
            "/Fe:",
            "${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.exe",
            "${file}"
          ],
          "options": {
            "cwd": "${fileDirname}"
          },
          "problemMatcher": [
            "$msCompile"
          ],
          "group": "build",
          "detail": "コンパイラ: cl.exe"
        }
      ]
    }
    
  6. 「helloworld.cpp」を選択した状態で、「Ctrl+Shift+B」を押し「MS C/C++: cl.exe アクティブなファイルのビルド」を選択する。
    c++ 10.png

  7. ターミナルに実行結果が表示され「helloworld.exe」が作成される。
    c++ 11.png

##デバッグしてみる

  1. 「helloworld.cpp」を選択した状態で、「F5」を押し「C++: (Windows)」>「cl.exe - アクティブファイルのビルドとデバッグ」を選択する。
    c++ 12.png
    c++ 13.png

  2. VSCodeで開いたフォルダの下に、「.vscode\launch.json」が作成されるので、「preLaunchTask:」を「.vscode\task.json」の「"tasks":」内の「"label":」の名前と同じにする。
    c++ 14.png

1.ブレイクポイントを設定し「F5」を押す。
c++ 15.png
c++ 16.png

##まとめ

VSCodeでのC++環境の構築は初めてでしたが、「C/C++ for Visual Studio Code」のドキュメントがしっかりしているので難なく構築できました。そのうちclang環境の構築もやろうかと思います。

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