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限界三流エンジニアが見てきた、一流エンジニアの特徴

Last updated at Posted at 2024-06-07

こんばんは。
私は三流エンジニアとして毎日ギリギリで仕事している感じなのですが、そんな日々の中でも、たまに「こ、この方は一流だ…!」と感じる凄腕エンジニアとお仕事させていただくことがあります。
今回は、そういった方に共通する特徴をシェアしていきたいと思います。

1. プログラムに触れている時間が長い

身も蓋もないですが、皆さん異常に長く働きます。
本人的には、働いてるのか遊んでいるのか区別ついてないように見えます。
毎日23時くらいまで残っててすごい働くなと思っていたら、定時後は自分のためのライブラリ作っていたりします。
土曜も9時くらいからコードを書き始めて、断続的に夜中まで何かPR書いたりブログで検証記事を書いたりしている方が多いように思います。とにかく楽しそうにやっています。

1万時間の法則等でいわれるように、質の前にまずは量なんだなーと感じます。
また、仕事を仕事と思わず楽しんでやってる人が伸びるのは言うまでもないんですよね…

2. 違和感をスルーしない(手間暇を惜しまない)

大体、優秀な方は仕様やコードに違和感を感じたら、納得いくまで調べたり確認しています。
その結果、重大な不具合に気づいたり、言語やフレームワークに対する知見を深めているように思います。
三流限界エンジニアは、今はとにかく進捗を伸ばさないといけないので動けばヨシ!としてしまいがちですが、その結果テスト工程で地獄を見ることになります。

3. 新しい技術が大好き

一流の方は、流行るかどうかわからない、GitHubのスターが1000くらいだけど尖ってて面白そうなライブラリが一部で話題になると、すぐに手元で動かしています。
その後、良さそうであれば動向をキャッチアップし続けて、タイミングを見てスッと出してきます。
そもそも仕事で役立つかはあまり考えずにやっているのかもしれない…

三流限界エンジニアは、流行っている技術でないとネットに知見が転がってないから駄目!と言い、自分が習得済みの技術に固執します。また、仕事に直結しない技術の習得は避ける傾向が見られます。自分で書いていて悲しくなるほどダサいですね。

4. 仕事道具にこだわり、投資を惜しまない

これは人によりけりかもしれませんが、私がこれまでお仕事させていただいた一流の方は、キーボードやエディタにこだわりのある方が多いように思います。
逆に、弘法筆を選ばずで、どんな環境でもハイパフォーマンスなのがカッコいいんだと言っている人もいましたので、全員がそうというわけでもなさそうです。
(道具を選ばない、という逆向きの拘りともいえる)

ただ、皆さん例外なく技術書や自己啓発本は気軽に購入しているようです。会社で買ってもらうのを待つとか、ネットの無料記事で何とかしようとはせず、きちんと身銭を切ってますね。

5. 頑張れば何とかなると思っている(自己肯定感が強い)

これは条件というよりは、前述の取り組みを続けた結果そうなっている気もしますが、皆さん自己肯定感が強く、何でも頑張ればできらあ精神を感じます。

ダウンロード.jpg

日本語の情報が全くと言っていいほどないライブラリでも、英語で調べればできらあ!とか。
そもそも学歴が高く受験戦争に打ち勝ってきた等の過去の成功体験がしっかり行動原理にセットされていて、困難に際しての自分のポテンシャルを疑っていないような気もします。
三流は途中で諦めちゃうんですよね…

6. 説明できないものは作らない

一流の方は「なんとなく」や「動くからヨシ」でモノを作ることはしていないように思います。
自分で書いたコードは全部明確に説明できますし、どっちでもよさそうなこと(ファンクションかアロー関数か、みたいな)でも、その人なりの理由やこだわりを持って取り組んでいます。

7. 原典や、一番いいものから学ぶ(でも疑ってかかる)

技術を勉強する際に、まずは公式ドキュメントやissueを熟読し、それを鵜吞みにせず実際に動かして検証しています。
結局それが一番近道なんですよね…
三流だと、とりあえずサンプルコードだけ読んでから書き始めてしまったり、雑な翻訳記事を根拠に作業を進めてしまったりします。

8. 調べたことや成果を形にして残す

一流の方は成果を残る形にしておき、次のプロジェクトでもそれを使って成果をあげています。
具体的には、技術情報をブログに残す、自分用のライブラリやスニペットを作るといったことです。

三流だと、とりあえず目の前の課題がクリアできたからOKとしてしまい、せっかく調べたことや頑張って書いた面倒なソースを自分のために残しません。
その結果、新しい仕事のたびに苦労する羽目になります。

最後に

私の狭い観測範囲の話ですので異論はあると思いますが、以上になります。

今回書くために思い出した方々は、社内やプロジェクトで引っ張りだこで仕事が途切れることがない、素晴らしいエンジニアだったなと思います。
私も少しでも近づけるように頑張っていきたいと思います。
現場からは以上です。

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