※予測変換 tabキー
※入力履歴 ↑キー
(1) zipやtarの圧縮/解凍
- 圧縮 及び アーカイブ
$ zip -r 圧縮ファイル名.zip 圧縮対象ディレクトリ
$ tar -zcvf 圧縮ファイル名.tar.gz 圧縮対象ディレクトリ
- 解凍 及び 展開
$ unzip 圧縮ファイル名.zip -d 解凍先ディレクトリ
$ tar -xvzf 圧縮ファイル名.tar.gz -C 解凍先ディレクトリ
※解凍先のディレクトリを指定する場合は、「-d 解凍先ディレクトリ／-C 解凍先ディレクトリ」を記述する。
(2) 現在の日付と時刻を取得
$ date
(3) ファイル/ディレクトリの削除
※復元は出来ないので先にバクアップをとるのがベター。
$ rm ファイル名
ファイルの削除
$ rm ファイル名A ファイル名B
複数ファイルの削除
$ rm -r ディレクトリ名
指定したディレクトリとその下のすべてのファイルとディレクトリを削除
$ rmdir ディレクトリ名
ディレクトリ削除
removeの略。
(4) ファイル編集
(1)
$ tee ファイル名 <<EOF > /dev/null
・「tee」の意味：標準入力からのデータをファイルに書き込みつつ、同時に標準出力にも出力するコマンド。
・「<<EOF」の意味：ヒアドキュメントと呼ばれる機能。EOFが再度現れるまでの間に入力されたテキストを、そのまま標準入力として扱う。なので上記コマンドを打ってからファイルを編集する際は、最後に「EOF」をつけること。（End of Fileの略）
・「> /dev/null」の意味：teeコマンドによる標準出力を捨てるためのもの。
※このコマンドを実行するには、通常、スーパーユーザー（root）の権限が必要。
(2)
$ vi ファイル名
①編集可の状態でファイルを開く
「i」キー
②挿入（インサート）モードになり編集可の状態になる。
「Esc」（エスケープ）キー
③挿入（インサート）モード解除
$ :wq
④内容を保存して閉じる
$ :q!
④’内容を保存せずに閉じる
(5) sudo「スーパーユーザー（root）権限」
$ sudo 実施したいコマンド
sudoは「superuser do」の略で、スーパーユーザー（root）の権限でコマンドを実行するためのコマンド。
実施したいコマンドの頭に「sudo」をつける。
(6) 環境変数の追加／削除／確認
$ export 変数代入式
追加 (例: $ export JAVA_HOME="/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64/bin")
$ PATH=$PATH:追加するパス
システム環境変数Pathに新しいパスを追加 （例: $ PATH=$PATH:/etc/temp）
$ export -n 環境変数
削除 (例: $ export -n JAVA_HOME)
$ printenv
現在設定されている環境変数を全て確認
$ echo $環境変数
指定した環境変数を確認 （例: $ echo $JAVA_HOME）
(7) 現在のディレクトリの場所確認
$ pwd
print working directoryの略。
(8) ディレクトリ移動
$ cd 移動先のディレクトリ名（又はそのディレクトリまでのパス）
ディレクトリ移動 （例: $ cd /etc/jboss）
$ cd ../
１つ上の階層のディレクトリへ移動
change directoryの略。
(9) ファイル作成
$ touch 作成ファイル名（又は作成ファイルを含めたパス）
（例: $ touch /etc/test1.txt）
(10) フォルダ作成
$ mkdir 作成ディレクトリ名（又は作成ディレクトリを含めたパス）
（例: $ mkdir /etc/work）
make directoryの略。
(11) ディレクトリの中身を調べる
$ ls ディレクトリ名
指定したディレクトリの中身を調べる。
$ ls
現在いる場所のディレクトリの中身を調べる。
$ ls -l ディレクトリ名
オプション「-l」をつけると横並び表示で中身を調べられる。
$ ls -a ディレクトリ名
オプション「-a」をつけると隠しファイルも含めてディレクトリの中身を調べられる。
listの略。
(12) ファイルの移動
$ mv 移動させるファイル名 移動先フォルダ名
（例: mv test1.txt /etc/jboss）
(13) ファイルのコピー
$ cp コピー元のファイル名 コピーしたいファイル名
他のファイルへ内容をコピーする （例: cp test1.txt test2.txt）
(14) コマンド操作終了
$ exit
サーバー編
- ルート権限変更
$ sudo -s
- ソフトウェアのインストール
$ yum （オプション） install ソフトウェア名
（Apacheのインストール例: yum install httpd）
- ソフトウェアの稼働状態の確認
$ systemctl status ソフトウェア名
・Active(running)：稼働中
・Active inactive(dead):停止中
- ソフトウェアを稼働
$ systemctl start ソフトウェア名
- ソフトウェアの稼働を停止
$ systemctl stop ソフトウェア名