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文系大学生が初めてハッカソンに参加して感じたこと

Last updated at Posted at 2023-04-17

はじめに

 ずっと一人でプログラムを勉強するのも、あまりよろしくないと思ったので、ハッカソンに初挑戦しました。この記事では、ルポ・ハッカソンということでやってまいります。

 今回はこちらのハッカソンに参加させていただきました。

チーム開発に参加

 当初は一人で参加しようかな、と思っていました。しかしキックオフ時の「チーム開発」の勧めに打たれ、即席チームで参加することにしました(正直申し込んだ後、ものすごい不安が襲ってきました)。
 
 チームメンバーは私を含めて5人で、ハッカソンの経験をもった方もいらっしゃいました。技術レベルは高いわけでも、低すぎるわけでもありませんでした(Pythonならある程度使えるよ~という感じ)。

チーム開発の流れ

 今回参加したハッカソンではキックオフ後(本番の2週間前)の事前開発が認められていました。私たちのチームはチーム発表当日にDiscordで顔合わせを、本番の1週間ほど前に制作物の決定を行いました。

 目指す制作物は「面接対策を行えるLINEbotとそれを広めるInstagramツール」となりました。役割の振り分けとしては、

LINEbot 3人
Instagramツール 2人
というようになりました。私はLINEbotの方を担当しました。  

 LINEbot制作では2~3日おきにミーティングを行い、本番を迎えました。詳しい機能などは長くなりますので、別の記事で書きたいと思います(出来たら)。一部のみですが発表資料はこんな感じです。

 当日もかなりギリギリまで作業しましたが、とても良い経験になりました。

チーム開発のメリット・デメリット

 ここでは(即席)チーム開発のメリット・デメリットについて考えたいと思います。

メリット

メリット①思いもしない化学反応

 これは即席チームに限るかもしれません。今回のチームは完全ランダムに選ばれました。そのためチームメンバー全員が初対面の状態で、それぞれ異なるバックグラウンドを持っています。大学や就職、プログラミング経験など、自分のかかわりのない分野・領域の話ができるのはとても良いことでした。また、実際に制作物を作るにあたっても「~~がいいよ」などの自分の知らない技術、トレンドを取り入れることができます。
 知り合いとのチーム開発しかしたことない方は、即席チームでの開発も刺激的で面白いかもしれません。

メリット②チーム開発の経験

 チーム開発の経験はとても貴重なものです。インターンの募集などでもチーム開発経験の有無の記載などがあります。チーム開発では、個人開発で求められにくいコード管理やコミュニケーション能力が必要となります。ハッカソンという正式な場でチーム開発を行ったという事実は、今後プログラマーとしての成長に大きくつながることでしょう。
 ちなみに私はGitHubは使ったことがなかったので、詳しいチームメンバーに手取り足取り教えていただきました。

メリット③制作物のスケールアップ

 チームメンバーで開発を行うということなので、単純にマンパワーが発動します。今回は5人組だったので、安直ですが労働効率が個人よりも5倍あることになります。その分、ハッカソンで作り上げる成果物のクオリティもスケールも大きくなります。
 しかし今回、最優秀賞を受賞した方は個人だったのでその限りではないですし、逆にチーム開発でしょぼいものを作ってしまうと……というのも考えられます。

デメリット

デメリット①情報共有の難しさ

 情報共有というのは人が集まれば必ず発生する問題です。今回の場合ですと、コード・進捗・時間の共有などがスムーズにいきませんでした。誰かが作業している間、ほかの人が何もすることがないという状況は非常にもったいないです。

デメリット②若干の遠慮

 今回は即席チームということで、チームメンバーとは初対面でした。そのため、何かお願いしたいときや「~~したほうがいいのでは」というような提案も億劫になってしまいました。またそれぞれのレベルがわからないため、他のメンバーに仕事を回すことができませんでした。

以上が、(即席)チーム開発のメリット・デメリットです。

ハッカソンの結果

 ハッカソンの結果ですが、なんと優秀賞をいただくことができました。:congratulations:
 正直、努力賞を逃したときは絶望していました。

嬉しすぎて審査員様のコメントが正確に思い出せないのですが、
・制作物の完成度の高さ
・就活対策というサービスの妙
・chatGPTやWhisper、Linebotなどの要素を複合したこと
・LineとInstagramを掛け合わせたこと
が評価されたのだと思います。

ハッカソンによって得たもの

貴重な経験

 今回のハッカソンを通じた人との交流、技術的な進歩、制作物を作り上げる高揚感は、普段味わうことは到底できないでしょう。そのような素晴らしい経験を得ることができました。

向上心

 ほかの方の作品を見る中で、すごい成果物やとても高度な技術を使われているのを見てとても驚きました。そのような同世代の方々を見て、自分も負けられないぞ、という気持ちがふつふつと湧いてきました。きっとプログラミングを勉強する原動力となることでしょう。

 他にも言葉にしきれないほどいっぱいのことを得ることができました。(経験したらきっとわかるはずです)

今後自分に必要な知識

 今後の自分に必要な知識はこんな感じです。

・フロントエンド
・GitHub
・Python以外の武器になる言語
・チームでの開発手法

 いずれ来るであろうハッカソンに備えてこれらを勉強していきたいです。

最後に

 初めてのハッカソンということで、最初はとても怖かったのですが、いざ参加してみると違った世界が見えました。あの時、参加申し込みをしてなかったらと思うとぞっとします。
 次にマンスリーハッカソンに出られるのは、早くても2か月ほど後(人気すぎ)なので、それまでは牙を研いでようと思います。
 東京で開かれるアドバンスにつきましては(まだ詳しくはわかりませんが)、参加しようと思います。追加開発もします。
 
 最後になりますが、2週間支援していただきましたチームメンバーの皆様、サポーターズ様、スポンサー様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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