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パソコンのストレージ増設について

Last updated at Posted at 2022-09-07

はじめに

自作PC(BTOカスタマイズ)のHDDから異音が聞こえるようになったため、そろそろ世代交代が必要かなと思案。
最近ではマザーボードに設置するM.2型のストレージも出てきたし、各種ストレージの特徴をまとめてみることにした。

主流のストレージ

2022年9月現在、主流のストレージは次のものがあると思われる。

  • 3.5インチ HDD
  • 2.5インチ SSD
  • M.2 SSD

2.5インチのストレージは家電向けストレージとして使われるシーンはあるだろうが、パソコン用のストレージとして使用されることはほぼないのではないかと思われる。

まとめ

タイプ サイズ ソケットタイプ インターフェイス 備考
3.5インチHDD 3.5インチ - SATA データ保存ならコレ
2.5インチSSD 2.5インチ - SATA モバイル向け。そろそろ使われなくなる?
M.2 2242, 2260, 2280 m-key. b-key, b&m-key SATA, NVMe システムドライブ用途ならコレ

3.5 インチ HDD

データ保管先よく使われているストレージ。パソコン, サーバ, NASで使用。
大容量化が進んでおり、20Tbまで保存可能。

2.5インチ SSD

ノートパソコンのシステムドライブ もしくは モバイルのデータ保管先としてよく使われているストレージ。
4Tbまで保存可能。※4Tb以上保存できるモデルもあるが高価格な為、例外とする。

エンタープライズ用途で読み込み速度の速いSSDを用いたデータストレージを採用するシーンもあるが、特例。

M.2 SSD

システムドライブ として使用するストレージ。サイズは3種類あり IoT、ノートパソコン、パソコンとデバイスのサイズに合わせて選択できる。サイズによって保存可能なデータ容量も変わる。
M.2 SSDは考慮することが多い。

サイズ

2242, 2260, 2280 の3つのサイズがある。パソコン用途としては2280が一般的(かも)。2280は4Tbまで保存可能。

価格コムで調べたらサイズによってインターフェイスが決まっているようだ。

サイズ インターフェイス 備考
2242 SATA
2260 SATA
2280 PCI-Express SATA対応のM.2 SSDは1Tb以下のものしかない

M.2 SSDはSATA通信とNVMe通信の2つのタイプが存在する。

ソケットタイプ

M.2 SSDはマザーボードに直接設置するストレージで、パッと見では対応するインターフェイスがわからない。マザーボードのソケットを見て選択すること。

ソケットタイプ ソケット
b-key Socket2
m-key Socket3
b&m-key Socket2, Socket3の両方

インターフェイス

まとめるのが難しい...。
初期のM.2 SSDはSATA接続が主流だったが、PCIe接続で認識するNVMeが登場(新しいものはNVMeと思っていいんじゃないか?)。
NVMeはCPU並みに発熱するのでヒートシンクが必須と思ったほうが良い。

関連

Windows OSのボリュームサイズの上限

簡潔にまとめるとMBRとGPTで作成可能なボリュームサイズの上限が異なる

項目 MBR GPT
互換性 Windows Vista以降
UEFI対応
領域の上限 2TiB 上限なし
作成可能なパーティション数 4 128

データボリュームはとりあえずGPTでパーティションを作っておけばOK。

NVMeとは

NVMeはNon-Volatile Memory Expressの略語になり、不揮発性メモリを使用したストレージ (=SSD) のための規格になります。

参考

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