今さらGtiHubの公開鍵、秘密鍵について調べた

はじめに

GitHubの設定って最初にしたっきりすることはほとんどないので忘れがちで
新しい人が入ってきた時GitHubの設定になんだっけこれ？ってなることが多かったので改めてまとめました。

GitHubの接続はSSH接続とHTTP接続の2通りあります。
今回は最初に設定すればその後再度認証する必要がないSSH接続の方のみまとめます

設定の流れ

①下記のコマンドで公開鍵と秘密鍵を作成する

ssh-keygen -t ed25519 -C "あなたのメールアドレス"

②公開鍵を表示：

cat ~/.ssh/id_ed25519.pub

③GitHubの設定 → 「SSH and GPG keys」 → 「New SSH key」の順でクリック

④タイトルは任意、キーの中身を貼り付けて保存

そもそもSSH接続とは？

簡単にいうと離れた場所にあるコンピュータ（GitHubなど）と安全に通信するための仕組みです。
GitHubに対してコードを更新かけたり逆にダウンロードしたりすることコードのやりとり（push/pull）ができるようになります。

🔑 公開鍵と秘密鍵の仕組み

SSHでは「カギが2つある」のが特徴です。

鍵の種類	保存場所	公開していいか	説明
🔐 秘密鍵	自分のPCだけ	NG	あなたしか持っていない秘密のカギ
🔓 公開鍵	GitHubなど	OK	GitHubに渡しておく南京錠のようなもの

ポストで例えると

• 公開鍵：みんなが手紙を入れられるポストの「投入口」
• 秘密鍵：中身を取り出す「自分だけの鍵」

公開鍵は暗号化されています。
それを複合できるのが秘密鍵という仕組みです。

実際に鍵を作ってみる

以下のコマンドをターミナルで実行：

ssh-keygen -t ed25519 -C "[e-mail]"

🧾 それぞれの意味

オプション	意味
-t ed25519	鍵の種類。安全で高速。今の主流です。
-C "..."	コメントとしてメールアドレスを埋め込む（識別しやすくなる）

Enterを何度か押すと、次の2つのファイルができます：

ファイル名	内容	用途
~/.ssh/id_ed25519	秘密鍵	自分のPCだけに保存する。GitHub接続時に使われる。
~/.ssh/id_ed25519.pub	公開鍵	GitHubに登録する。