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 あるグループで、30年記念誌を作成しようという話が持ち上がっています。
このグループは、小山市内の小中学校で、お話を語るという活動をしています。このグループは、1997年に発足し、10周年、20周年に記念誌を発行しています。
 内容は、どんな話を、どの学校のどの学年に、いつ、誰が語ったです。これを、エクセルを駆使して、作成してきました。大変だから、30周年は、やめようという意見も大きくなっています。しかし、10年の間に、IT の進歩はめざましいので、効率よく制作できる可能性があります。どのようにしたら良いかを書いてみます。

リモートの活用

 20周年の編集後記に、「約2年間の間に 30回近く集まりました。」とあります。これは、メッセージの交換に置き換えます。具体的には、メーリングリスト(Google Groups) を活用します。
会のメンバーが直接合う機会は、お話会、勉強会と沢山あるので、リモートオンリーにはなりません。リモートとすることで、決められた時間、決められた場所に行くのが困難も、メンバーとして活躍ができます。

Google Spread Sheet の活用

 共有する情報は、Google Spread Sheet に置きます。そうすることに、よりメンバーの全員が最新情報を確認することができます。
 もちろん、個人の作業は、Excel なり、LibreOffice で行って構いません。アウトプットは、Google Spread Sheet にします。

電子書籍

 印刷物は作成しません。Epub 形式の電子書籍にします。途中段階では、Web 表示をつかいます。

プロトタイピング

 いきなり、全ての学校のデータを集めるのでなく、最初は、数校のデータを集めて、プロとを作成します。

学校編集担当

 学校単位に、編集担当を一人おきます。担当は、その学校のお話会ごとのデータを、Google Spread Sheet にアップロードしあます。年に6回のお話会がある学校だと、10年分、60個のデータをアップロードします。各データで、コラムの順番が同じであることを確認します。

プログラムの活用

 シートのマージ、タイトルによるソートはプログラムで行います。

 1) プログラムは、各学校のデータをマージして、ひとつの学校データを作成します。
 60個のデータがあれば、それをマージして、1個にします。
1学年2クラスだと、お話会のデータは、20行程なので、マージして、1200 行程にまります。

  1. 学校データをマージして、ひとつのデータにします。
     アウトプットは、データベースを想定しています。

 3) データベースで、タイトルでソート

 4) Web で表示
データに問題がないかの確認を行います。

 5) Epub  に変換
 Epub 形式で出力します。

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