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最近読んでいる論文と本の紹介

Last updated at Posted at 2024-10-05

ことの発端

日常的に論文を読んだりしてみたいっていう憧れが数年前からあったことに先日気が付いた。最近頭がすっきりしてきたので再度そんなことを思い出せたんだけど、これは僕の純粋な知的好奇心だったんだなと改めて感じられたのでここに記録しておくことにした。何か将来の参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。もしこれを読んでくれた方も何かしら感想を抱いたら教えてほしい。

なおこのエントリは僕のブログから内容を転載している。本当はコードが書けない、数学的な内容が扱えないために学生時代からqiitaでの投稿を控えていたのだけど、僕の興味関心をより広く知ってもらう為にこの度こちらに書き下ろすことにした。

GoによるGAEアプリケーションの開発

最近Go言語をちょっとだけ触ってみて、ブラウザに文章を表示させるところまではなんとか出来たので、みんなはどんなことをしてるんだろう、他にはどんなことができるんだろうと思って調べたら出てきた。これを読む限りページを作って投稿して更新するみたいな所までは実装できることが分かったので、僕的には収穫だった。きっともっとできる事はあるんだろうけど、この前キャリアの相談に乗ってくれた元技術者の人からはもう少し簡単な言語から始めたほうがいいよと言われたので、調べる優先度は下げている。とはいえ直感的には僕はかなりGo言語が好きだ。

クックパッドのサービス開発を支えるRuby の技術

僕が学生の頃はCookPadのエンジニアと言えば花形のイメージがあった。さっき書いた僕の人生相談に乗ってくれた人はRubyやTypeScriptからやってみたらいいよと言っていたので、実は今Rubyで掲示板を作っている。何か手がかりがあったらいいなと思って読んだ。一見してみると結構ラフな研究会があるんだなあというところにまず驚いた。この感じでものを書いていいなら僕もリラックスして参加できるコミュニティがあるかもしれないと、ちょっとだけ安心した。テストとかチーム開発の心得とかはまだよくわからないけど、まああるんだろうなくらいに今は思っている。

ライフログとスケジュールに基づいた未来予測提示によるタスク管理手法

最近スケジュールが好奇心でごちゃごちゃしてきたので、こんな自分をどうやってコントロールし、あるいは社会貢献に使おうかというところを最近すごく考えているんだけど(これもその一環である)、スケジュールが決まっておらず単発のエネルギー爆発の連続みたいになってる生活は社会的にあんまりよろしくないんじゃないか、ということで、こんなのを読むに至った。よく読んだら東大の論文だった。拙い僕からすると実装まで持っていけてしかも所感のテストまで持っていけるのがすごいという感じなんだけど、44日もライフログを取らされた被験者くんのプライバシーが若干心配になった。読んでいて面白い文章に直感でたどり着けるようになったのが収穫だった。

商業空間におけるインテリア材料としての観葉植物の利用と役割

もし技術者になれなかったとしても別のキャリアでこういう知的好奇心とか快の追求とかはしていこうと思っていて、その一助になるような論文がほしかった。執筆は87年とかなり古いが、植物が顧客やスタッフにもたらすリラクゼーション効果を何か所もの店舗で検証した論文である。テストのしかたや書き方が一貫していて、仕事ってこのくらいちゃんとしなきゃだめだった…と背筋が伸びるような気がした。あまり日常生活で意識しないでいるとこういう堅いコンテンツからは簡単に逃避出来てしまうので、定期的に触れていきたいなと思った。

対話型進化計算法によるインテリアレイアウト支援システム

こんな感覚的なものをシステムに落とし込むのすごいな、という感想がいちばん。環境管理学、統計学、数学等さまざまな知見がひとつの論文に集約されていて、異なる学問の知見が融合してひとつの研究の中に共存しうること、それらを用いてちゃんと課題解決に向けた取り組みが実行できてしまうことに驚いた。よく読んだら慶應大学の論文だった。家具の動かし方や並べ方をパターン化していて、「あつまれどうぶつの森」を思い出してしまった。特定のレイアウトを出力するためには予め用意された感性語というプールを使用するらしくて、これと色彩が増えるともっとシステムとしては粒度が上がるみたいだった。今だとAIで似たようなことはできるのだろうか。

未来のコンピュータ好きを育てる

こちらは15年前の雑誌の特集なんだけど、当時から高校までの教育にプログラミングを、みたいなことは論じられていたことが分かってなるほどそうだよなと思った。今でこそソシャゲが高解像度で出てきてしまって、ここに記述されているような教育用プログラミング言語ってどの程度学生が面白みを感じてくれるのかはわからないけど、そういう取り組みを僕が参加でも企画でもしたらいい経験になるんだろうな、と感情移入だけしたりした。とりあえず何かしらのワークショップやコミュニティへ参加するモチベーションだけ湧いたのはよかった。

まとめ

論文を漁る中で、社会課題に取り組むことや実験をする時の仮説検証、そういう思考回路が久しぶりにもう一度呼び覚まされたことが僕にとって収穫だった。あんまり今の仕事でめちゃくちゃそういう能力を使っているわけではないけど、一回訓練した身としてはこれを強みと捉えてもう一度何かを磨いたほうが人生が楽しい。何か将来の為になりそうな探索は今後もしていこうと思う。

最後に、最近読んでいる本を挙げてこの記事は終わりにしようと思う。

書籍とか

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