#はじめに
この記事には、Swiftで多用する繰り返し文についてまとめました。
⚠️当方初学のため認識違いがある可能性大です
誤りを見つけた際はコメントにて指摘していただけると幸いです🙇♀️🙇♂️
#参考文献
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。
#目次
- for-in文 - シーケンスの要素の列挙
- while文 - 継続条件による繰り返し
- repeat-while文 - 初回実行を保証する繰り返し
- 実行文の中断
#1. for-in文 - シーケンスの要素の列挙
Sequenceプロトコルに準拠した型(ArrayやDittionary等)の要素にアクセスするための制御構文。
各要素を実行文に順次渡しながらその要素の数だけ繰り返す。
実行文内では、要素名として指定した名前の定数を通じて要素にアクセスできる。
要素ごとに繰り返し実行される文
}
Array型の要素をfor-in文で列挙する場合、要素の型はElement型となる。
Dictionary型の要素をfor-in文で列挙する場合、要素の型は(Key, Value)型のタプルとなる。
#2. while文 - 継続条件による繰り返し
条件式が成り立つ限り繰り返しを続ける制御構文。
while文は条件式と繰り返し実行される文から構成されている。
while文の条件式は、if文やfor-in文と同様にBool型を返す必要がある。
条件式は実行文の実行前に毎回評価され、結果がtrueであれば繰り返しを継続し、falseであれば繰り返しを停止し、while文全体の処理を終了する。
条件式が成立する間、繰り返し実行される文
}
#3. repeat-while文 - 初回実行を保証する繰り返し
通常while文は実行前に評価を行うので、場合によっては一度も処理が行われない場合がある。だが、repeat-while文を使えば条件式は実行文の後に評価されるので条件の成否に関わらず、必ず一回は処理が行われる。
一回は必ず処理され、それ以降は条件式が成立する限り繰り返し実行される文
} while 条件式
#4. 実行文の中断
###break文 - 繰り返しの終了
実行文を中断し、繰り返し文全体を終了する。
これ以上繰り返しを行う必要がない場合などに使用する。
###continue文 - 繰り返しの継続
実行文を中断した後、後続の繰り返しを継続する。
特定の場面だけ処理をスキップしたい場合など使用する。
continue文は、continueキーワードのみかラベルとの組み合わせで使用する。
###ラベル - break文やcontinue文の制御対象の指定
break文やcontinue文はラベルを用いて制御対象を指定できる。
ネストした繰り返しから一度退出する場合などに使用する。
ラベルによって繰り返し文を参照可能にするには、繰り返し文の前にラベル名:を追加する。
breakやcontinueキーワードに続けてラベル名を追加することで対象の繰り返し文を明示する。