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AWS Certified DevOps Engineer - Professionalに1発合格した話(DOP-C02)

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はじめに

2023年の6月から文系卒で新卒未経験としてエンジニアとなり約8か月がたったエイスケといいます。
この時代この3点セットも珍しくはないとは思うのでこういった同じ状況の同年代の方々や24卒以降の方にも私の体験談が参考になったらいいなと思っています。

時系列
2023年
6月中旬 エンジニア研修でAWSと出会う
6月20日 クラウドプラクティショナー申し込み
7月8日 クラウドプラクティショナー(CLF)合格
8月16日 SAA申し込み
8月19日 SAA合格
12月10日 Solutions Architect Professional申し込み
12月24日 Solutions Architect Professional合格
2024年
1月11日 DevOps Engineer Professional申し込み
1月28日 DevOps Engineer Professional合格

積みあがってきましたね、、、
こういった時系列でDevOps Engineer Professional(以下DOP)を獲得できました。
SAPの合格体験記はこちら!

この記事の対象者

DOPを受けようと思っているそこのあなた
SAPを取ったから次はDOP!と思ってるそこのあなた
Pro資格に挑戦したいけどSAPとどっち先に受けよう?と思っているそこのあなた

この記事で知れること

DOPとはどういう資格なのか?
勉強時間・勉強方法
DOPを解く中で意識すること

DOPとはどういう資格なのか

ざっくり知る

ざっくりいうと、プロビジョニング・運用・管理に関する知識が広く深く問われる試験だと思ってくれると大丈夫です。

公式ガイドの試験概要を見てみましょう。

第 1 分野: SDLC のオートメーション (採点対象コンテンツの 22%)
第 2 分野: 設定管理と IaC (採点対象コンテンツの 17%)
第 3 分野: 耐障害性の高いクラウドソリューション (採点対象コンテンツの 15%)
第 4 分野: モニタリングとロギング (採点対象コンテンツの 15%)
第 5 分野: インシデントとイベントへの対応 (採点対象コンテンツの 14%)
第 6 分野: セキュリティとコンプライアンス (採点対象コンテンツの 17%)

AWS公式ガイドより

この6分野について問われていきます。
それぞれの分野を詳しく見ていきたい方は、公式ガイドへGo!

とはいっても、ざっくりとそれぞれの分野でどういったサービスについて問われるのかはまとめていきます。

各分野についてざっくり知る

第 1 分野: SDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル) のオートメーション

CI/CD パイプラインを実装や自動テストを CI/CD パイプラインに統合する方法などが問われます。

代表サービス

  • Code pipeline
  • Code build
  • Code deploy
  • Secrets Manager

第 2 分野: 設定管理と IaC

Infrastructure as Code (IaC) のオプションとツールやマルチアカウント環境、またはマルチリージョン環境で AWS アカウントを作成方法、大規模環境向けの自動化ソリューションなどについて問われます。

代表サービス

  • CloudFormation
  • Config
  • Organizations
  • Control Tower
  • SCP
  • Systems Manager

第 3 分野: 耐障害性の高いクラウドソリューション

耐障害性とビジネス要件を満たす高可用性ソリューションやRTO 要件と RPO 要件を満たす自動復旧プロセスを実装を実装する方法などが問われます。

代表サービス

  • Route 53
  • CloudFront
  • Aurora
  • DynamoDB

第 4 分野: モニタリングとロギング

ログとメトリクスの収集、集計、および保存を設定する方法や、 ログとメトリクスを監査、モニタリング、分析して問題を検出する方法などが問われます。

代表サービス

  • CloudWatchの諸々のサービス
  • CloudTrail
  • Config
  • XRay
  • Athena

第 5 分野: インシデントとイベントへの対応

イベントソースを管理して、イベントを処理、通知し、イベントに応じてアクションを実行する方法やシステムとアプリケーションの障害をトラブルシューティングする方法などが問われます。

代表サービス

  • EventBridge
  • CloudTrail
  • SQS
  • SNS
  • Step Functions

第 6 分野: セキュリティとコンプライアンス

IAMの手法を大規模環境に実装する方法やセキュリティコントロールとデータ保護のオートメーショ
ンを適用する方法などが問われます。

代表サービス

  • IAM
  • STS
  • WAF
  • Security Hub
  • Control Tower
  • GuardDuty

ざっくりと各分野と代表サービスについてまとめました。
当然と言えば当然ですが、SAAやSAPと比べると運用やセキュリティ系のサービスについて問われることが多いですね。

Pro資格がなぜ難しいのかについてざっくり知る

なぜPro資格が難しいのかについては簡単に3つの理由があると考えます。

①問題文と試験時間が長い
②選択肢が全て正解に見える
③シンプルに聞かれることが難しい

これらについて下の記事に詳しく書いているのでぜひこちらをご覧ください!

勉強時間・勉強方法

さて、試験ガイドもみて、なぜ難しいのかを知れたところで、受けるのやめようかなと思っているころだと思います。

一旦どのくらいの勉強時間とどのように合格していくかをここで書いていくのでそれを見てからやめるかどうか判断してください!

勉強時間

結論としては、最低約50時間です。

今回私は、SAPを取った後ということもあって、Pro試験に向けた対策はできていました。
ですので、DOPの試験範囲の勉強と問題演習を行うのにかかった時間が約50時間でした。

SAPとったときも50~60時間くらいだったので、10時間くらいは試験時間や問題文の長いPro試験に向けた対策を行ったと考えていただいたら大丈夫です。

段階的に勉強時間をまとめると
SAAやアソシエイト3冠を獲得している人でPro資格が初めての人
⇒60時間~

SAPやスペシャリティ資格を獲得している人
⇒50時間

となります。
1か月あきらめずに勉強したら限りなく合格に近づけると思います!

勉強方法

今回はAWS公式教材と問題演習サイトを使って試験対策を行いました。

AWS公式教材

AWS Skill Builderの以下の教材を使いました。

Exam Readiness: AWS Certified DevOps Engineer – Professional (Japanese) (Na) (日本語実写版)
image.png

下の画像のようにDOPの試験範囲を分野ごとに試験対策の動画と問題例があるので、1番最初の勉強にはうってつけの講座になっています。
image.png
image.png

一応7時間で終わるようになっていますが、いろいろ確認しながら進めるので倍の時間かけて試験範囲の知識を入れることを意識して勉強しました。

問題演習

CloudLicense
この問題集があるのとないとでは合格率が全然変わってくると思います。
圧倒的な問題量と解説量なので、問題を解く練習にも知識を増やすことにも役に立ちます。

また、AWS認定本試験モードという75問180分の模擬試験を受けることができます。これで本番への対策も練ることができます。

私はとりあえず問題を1周して、間違えた問題だけでもう1周を行いました。

※このサイトはよく名前が変わったり、どこの会社が提供しているのか分からなかったりとちょっと怪しい噂があります。使う際は自己責任でお願いします。

DOPの試験を受けるにあたって意識すること

①各サービスの中で細かい機能の違いを把握しておく

AWSサービスは1サービス1機能ではありません。

特によく出題される例でいうとCloudwatchです。
Cloudwatchのなかにも
Cloudwatch logs
Cloudwatch Logs Insights
Cloudwatch メトリクス
Cloudwatch アラーム
Cloudwatch イベント(現Eventbridge)
などがあります。

Cloudwatchの中にある機能が何があるのかを知りどのユースケースで使い分けるのかを知っておかないといけません。
これがいくつものサービスであるので、頭がこんがらがりますが合格するためには意識して勉強する箇所かなと思います。

②3時間集中できる方法を知っておく

※以下はSAPと同様の意識すべき点です。
ある程度知識を持てば、それを発揮するためにはどうするかを考えた方が良いです。

集中力切れで普段だったら解ける問題を落としてしまうことが1番良くないのでそのためにも必要な対策かなと思います。

75問180分という1問あたり2~3分くらいで3時間問題を解き続けないといけないので。とにかく集中し続ける方法を知っておく必要があります。問題と解答

自分はベタですがカフェインとを試験前に摂取してから試験の望みました。

あと試験を受ける前に試験監督に試験中のお手洗いに行けるかどうかを聞いておいて、集中力が切れそうだったら5分間退席して休憩しに行くことも手で、自分もそこで集中力を回復させました。

もちろん試験時間はその分削られてしまいますが、集中力を切らすと連続して間違えてしまう可能性があるので、試験中の集中力を取り戻すために5分使うなど、試験に臨む前に180分間の時間の使い方を決めておくことをおすすめします。

③あきらめない

正直、試験勉強するときも試験を解いている間もあきらめそうになることがたくさんあります。これはSAAやCLFとは全く違う辛さがあります。

でも、あきらめないでください!必ずできるようになります!

私も試験中、次の試験いつ受けようかなとかあきらめそうになった瞬間もありましたが、まずは最後までやり切る。完走を目指してやってみてください!

それで結果がダメだったとしても、3時間の時間の使い方への対策を次は打つことができますし、無駄ではないです。

あきらめそうになったらまずは目の前の1問を絶対正解させることに意識を置いてみてそれをひたすら繰り返していくといつの間にか75問解き終わっています。

最後に

今回でPro2冠を達成することができました!新卒1年目の年で何もないところからここまでたどり着けたのは本当にうれしいです!

今回はSAP⇒DOPの順番で受けましたが、アソシエイト3冠した方はDOPから先に受けることをおすすめします。SAPよりかはDOPの方が試験問題も短いですし、選択肢の違いも分かりやすいものが多いです。

はじめてPro資格に挑戦したいなと思っている方はDOPからうけてみましょう!

知識は諸々つけれたので業務の中に活かしたり、実際に触っていったりして次の成果につなげていきます!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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