アーキテクチャ考える機会ってなかなかないなぁ、、そうだ、作っちゃお!
みなさんはAWSのアーキテクチャを考える頻度ってどれくらいありますか?
私は普段AWSを触る業務をしているとはいえ、基本は実装や修正をするだけで、アーキテクチャを0から考える機会はほとんどありませんでした。
AWS Jr.Championsに2024年の6月に選出され、短い活動期間内で何か1つイベントとかしてみたいなと思いつつ何もできていなかった時に、イベントの案だしをしてみようという企画がJr.Champions内で開催されました。
そのときに、あまりアーキテクチャを考える機会って自分と同じようにない人がいるのでは?もしアーキテクチャ考えるイベントをJr.Champions内でやれたらおもしろそう!という話をし、賛同してくれた仲間と共にこのイベント企画が爆誕しました。
アーキテクチャアイデア大会を実施!
2024年12月18日にAWSの東京オフィスで『AWS Jr.Champions アーキテクチャアイデア大会』と称しオフライン限定でイベント開催してきました!
アーキテクチャアイデア大会とは?
お題に対しアーキテクチャをチームごとに考え、グループ内での議論やフィードバックを通して、アーキテクチャの経験と知識を得るイベント
イベントの流れ
画像のように課題を2つに分け、その間にポイント解説、2つ目の課題実施後にはフィードバック役の方々からのフィードバックをいただくといった流れになっています。
((正直2時間で行ける内容ではないよなと思いつつ、当日の参加者の協力によって無事にこのタイムスケジュールでも終えることができました。))
最高のフィードバック役の方々が参戦!
今回のイベント内で学びの質を上げるには、Jr.Championsだけではある程度限界があると思い、フィードバック役の方々を呼ぶことにしました。
AWSの方々や同じイベント運営の仲間の協力をいただき3名のフィードバック役にご協力いただきました!
AWSのレジェンドとも言われている福井厚さんやTop Ambassadorの藤巻さん、AWS Ambassadorsの木谷さんにきていただくことになり、正直ここまですごい人たちとイベント開催できると思っていなかったので、とても貴重な経験となりました。
↓フィードバックの様子
課題内容
課題を前編(基本パート)と後編(条件追加パート)に分けて実施しました。
課題前編はAWSさんから提供していただいたので、ここに載せることはできませんがゲームのレビューや配信動画の載せることができるSNSを1000人規模のユーザー数でアーキテクチャを考えるといったものです。
条件追加パートの課題
条件追加は以下の画像のように3パターンあります。これらの課題は運営チームで考えたので本記事に載せておきます。
ユーザー数増加課題
ユーザー体験向上
運用・保守の強化
条件追加部分はどれも難しく仕上がったのでぜひみなさんも解いてみてください!
アーキテクチャに正解はない
今回AWSの福井さんに課題①のポイント解説をしていただきました。
その中で、1番最初に言われていた言葉が『アーキテクチャに正解はない』という言葉です。
AWSのアーキテクチャを組もうとすると、ブロックのようにサービスの組み合わせみたいになりがちだが、アーキテクチャを組むことはそういうことではない。
与えられた要件の中で『何を』実現したいのか、『なぜ』実現をしたいのかを考えることがまずは必要で、そういったものは依頼主が変われば必ず変わるし、全てに当てはまる正解なんてない。
といった話(自分の理解なので間違っていたらすみません)をしていただきました。
自分自身としてもサービスの組み合わせで何を実現するかみたいなところがアーキテクチャを組むといった認識だったので、アーキテクチャ設計の本質を学べてとてもよかったです。
まとめ
アーキテクチャアイデアイベント無事に開催できました。
運営メンバー、サポートしていただいたAWSの方々、FB役に協力していただいた方々、当日参加してもらったJr.Championsの方々、みなさんの支えで無事にイベントは大成功で終えることができました。この場を借りて感謝します。ありがとうございました!
満足度としても9割以上の方が満足してもらう結果となり開催した甲斐があったなと思います!