スイッチ・ルータなどの設定方法(基本編)
初投稿です。
文句あればドシドシかもん。
このページでは、AlliedとCisco製品の基本的な操作方法について説明しています。
その他メーカーについては、知見がありません。
なお、メーカーやバージョンによっては微妙な違いがありえます。
詳細についてはメーカーHPを参照ください。
AlliedTelesis | Cisco |
---|---|
https://www.allied-telesis.co.jp | https://www.cisco.com/c/ja_jp/ |
最近はAlliedTelesis社の仕様がCisco社とほぼ同じになりつつあって、大変助かってますね。
対象機器
- スイッチ
- ルータ
- ...etc
コンソール接続
オススメのツールはTeraTermです。
ダウンロードはコチラから。
teraterm設定内容
通信速度 | データ | パリティ | ストップビット | フロー制御 |
---|---|---|---|---|
9600 | 8 | none | 1 | none |
送信遅延
コピー&ペーストで設定を流し読みする際にエラーが出ないよう遅延設定をしておきます。
字 | 行 |
---|---|
5秒 | 5秒 |
接続方法
- teraterm起動
- コンソール接続(COM-LAN) or telnet
- 電源投入
ログイン方法
初回ログイン以降は、パスワードの変更をすることです。
SSHに対応していればSSH接続設定も必須です。
初期値
Ciscoの初期値は無しでログインできます。
以下はAlliedの初期値です。
ユーザー | パスワード |
---|---|
manager | friend |
コマンドモード
設定する内容に応じて適宣、モードを変更する必要があります。
なお、設定するコマンドが不明な場合は/?
もしくは[TABキー]
でヒントが出るかも。
モード種別
設定には、その設定内容に見合ったモードに入っている必要があります。
モード名 | 表示名 | 主なコマンド | 権限を得る為のコマンド |
---|---|---|---|
非特権EXECモード | ホスト名> | 参照など | ログイン直後のため不要 |
特権EXECモード | ホスト名# | 再起動など | enable |
グローバルコンフィグモード | ホスト名(config)# | 大まかな設定など | configure terminal |
インターフェースモード | ホスト名(config-if)# | 詳細設定など | いろいろ |
モード移行順序
モードには適切なモード移行の順番があります。
そのためログイン後に秘特権EXECモードから、いきなりインターフェースモードに移行することができません。
必ず、以下の順序を踏まなければなりません。
非特権EXEC | → | 特権EXEC | → | グローバルコンフィグ | → | インターフェース |
---|---|---|---|---|---|---|
ホスト名> | → | ホスト名# | → | ホスト名(config) | → | ホスト名(config-if)# |
ホスト名 login: manager
Password:
Last login: Mon Feb 10 16:43:56 JST 2020 from 172.22.21.36
AlliedWare Plus (TM) 5.4.9 08/23/19 03:58:30
!ここから非特権EXEC
ホスト名>
ホスト名>
ホスト名>enable
!ここから特権EXEC
ホスト名#
ホスト名#
ホスト名#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
!ここからグローバルコンフィグ
ホスト名(config)#
ホスト名(config)#
ホスト名(config)#exit
!ここから特権EXEC
ホスト名#
ホスト名#
ホスト名#exit
!ここから非特権EXEC
ホスト名>
ホスト名>
ホスト名>exit
なお、前のモードに戻るにはexit
を使用します。
非特権EXECでexit
すると画面が閉じられます。
もしくは、ログイン画面へ。
主な設定
設定は各々で違うでしょうが、基本は同じかと。
詳細コマンドについては、別記事へ掲載します。
- ホスト名
- VLAN
- インターフェイス
- IPアドレス
- NTPサーバー
- LOGサーバー
- SNMPサーバー
- ループガード
- パスワード
- SSH
- ...etc
コンフィグファイル
主な設定が完了したら、コンフィグファイルを作成します。
次回の再起動時でも同じコンフィグを読み込めるようにしましょう。
内容の確認
!特権EXECで
ホスト名#show running-config
!設定内容がたくさん表示されます。。。
ホスト名#
!現在の設定内容を起動時に読み込まれるコンフィグファイルに上書きします
ホスト名#copy running-config start-config
これで作業は完了です。
reload
で再起動しましょう。
考察
本来はもっと項目がありますが、今回はあまあまでやってみました。
コンフィグファイルのバージョン管理などやらなきゃいけないことはまだまだあります。
おいおい、やっていきます。
やりたいこと
- 各コマンドの設定方法
- コンフィグファイルの管理方法