Elastic Beanstalk(以下、EB)で、そのまま環境構築するとオンデマンドのEC2インスタンスが生成されて、使用時間に応じて課金されていまいます。お試しではオンデマンドで試して環境終了すればいいですが、正規の運用ではリザーブドインスタンスで前払いしたほうが断然お得です。
で、このリザーブドインスタンスの適用がややわかりにくいのでメモを残したいと思います。
リザーブドインスタンスを購入する
- リージョンが正しいことを確認。オレゴン、東京、シンガポールなど
- AWSサービス一覧からEC2を選択
- リザーブドインスタンスを選択
- リザーブドインスタンスの購入ボタンを押す
- 購入したいインスタンスの条件を指定して検索ボタンを押す
- All Upfront(一括前払い)、Partial Upfront(一部前払い)のどちらかを選択する
- 初回はNo Upfront(後払い)では購入できない模様。購入時にエラーになる
- カートに入れるを押す
- カートを見るを押す
- 購入する
- 購入したリザーブドインスタンスのアベイラビリティゾーンを覚えておく
- us-west-2a、us-west-2b、us-west-2cなど
EBの環境を構築する
環境構築の過程で購入したリザーブドインスタンスを選択する手順はありません。ここが不安になるところ。
こちらを参考にEBの環境を構築してください。この際にインスタンスタイプを購入したリザーブドインスタンスのインスタンスタイプに合わせてください。t2.nanoとかt2.microとかです。すでに環境を生成している場合は、ここは飛ばして次へ。
環境を構築した時、アベイラビリティゾーンが一致しないEC2 インスタンスが生成される場合があります。以下の手順で確認・適用できると思います。
- 作った環境を選択
- サイドバーメニューから設定を選択
- スケーリングを選択
- カスタムアベイラビリティゾーンからリザーブドインスタンスのアベイラビリティゾーンと一致するものを選択
- us-west-2a、us-west-2b、us-west-2cといったふうに表示されているので適切なものを選択
本当に適用されたかの確認
- 右上のアカウント名を押して、請求とコスト管理を選択
- EC2 リザーブドインスタンス(RI)の使用状況レポートを選択
- 100%になっていれば適用されているはず
- またダッシュボードを見て、時間が経過してもEC2の請求金額が増えていなければ適用されているはず