はじめに
あなたは、Altキーを活用できていますか？便利なショートカットを知ることでパソコン作業の時間を節約し、効率を上げることができます。そこで本日は、Altを活用したショートカットやテクニックをご紹介します。ぜひ身につけてかっこよくパソコン操作をしてみましょう！
ちなみに「Alt」は「Alternate」の略で、代わりの・代替のという意味があります。
【この記事の目的】
- Altキーの使い方を習得する
- パソコン操作の効率と速度を飛躍的に向上させる
- 脱マウスに1歩近づける
【この記事の対象読者】
- Altキーを普段使わない人
- キーボードだけで、できる操作を増やしたい方
- ここまで読んで
Alt + ←を押さなかった人
目次
Altキーの基本活用法
開いているウィンドウを切り替える
Alt + tab
現在開いているウィンドウが表示されます。tabを押してカーソル移動して、切り替えたいウィンドウを選択したらAltを離すことでウィンドウ切り替えができます。
shift + tabで逆移動になります。
ウィンドウを閉じる
Alt + F4
現在アクティブなウィンドウを閉じます。
ウィンドウサイズを切り替える
Alt + Space
ウィンドウのシステムメニューが開きます。
続けて特定のキーを押すとサイズを切り替えます。
-
Alt + Space, N最小化 -
Alt + Space, X最大化 -
Alt + Space, Rサイズを元に戻す -
Alt + Space, Sサイズ操作 -
Alt + Space, Mウィンドウの移動モード
プロパティの表示
Alt + Enter
ファイルのプロパティを表示します。
ブラウザでのAltキー活用テクニック
一般的なウェブブラウザで利用可能なAltキーショートカットをご紹介します。一部のショートカットについてはファイルエクスプローラでも利用可能です。
ページの移動
Alt + ←
前のページに戻ります。
Alt + →
ページを進みます。
ホームページを開く
Alt + Home
ブラウザのホームに移動します。
アドレスバーを選択
Alt + D
アドレスバーにフォーカスします。
ドロップダウンメニューを開く
Alt + ↓
入力フィールでドロップダウンを展開することができます。
ExcelでのAltキーを使ったショートカット技
メニューバーの選択
Alt
Altキーを単独で押すと、メニューバーにナビゲーションが表示されます。ここに表示されるキーを押すことで、メニューの操作ができます。
SUM関数
Alt + ＝
選択したセル範囲の合計を求めるSUM関数を入力します。
セル内改行
Alt + Enter
同じセル内で複数行の入力が可能になります。
シート内移動
Alt + Page Up/Page Down
シート内で左右の画面移動できます。
グラフの作成
Alt + F1
選択されたデータからグラフを作成します。
名前を付けて保存
Alt + F2
「名前を付けて保存」ダイアログボックスを開きます。
マクロを開く
Alt + F8
マクロダイアログボックスを開き、マクロの実行や編集ができます。
VBAを開く
Alt + F11
VBAエディタを開くことができます。
Altキーテクニック 特殊文字とシンボル
Altキーを押しながら特定の数字を入力すると特殊文字やシンボルを入力することができます。数字を入力するときは、テンキーでNum Lockが有効の状態にしてください。
Alt + 0169: © (著作権記号)
Alt + 0174: ® (登録商標記号)
Alt + 0153: ™ (トレードマーク記号)
Alt + 0128: € (ユーロ記号)
Alt + 0162: ¢ (セント記号)
Alt + 0163: £ (ポンド記号)
Alt + 0165: ¥ (円記号)
Alt + 0176: ° (度記号)
Alt + 0177: ± (プラスマイナス記号)
Alt + 0181: µ (マイクロ記号)
Alt + 0188: ¼ (4分の1)
Alt + 0189: ½ (2分の1)
Alt + 0190: ¾ (4分の3)
Alt + 0161: ¡ (逆感嘆符)
Alt + 0191: ¿ (逆疑問符)
さいごに
Altキーを使ったショートカットやテクニックをご紹介しました。Altキーをうまく活用してパソコン操作を効率化しましょう。今回ご紹介したショートカット以外でも便利なAltキーの活用法がある場合は、教えていただけたらありがたいです。