#自己紹介
通算7年ほどのネットワークエンジニアでした。
時代の流れを読み切り、AWS SAA取得をキッカケに華麗にクラウドエンジニアにステップアップ!
(したと思ってたんですけどね)
現実と理想は程遠く、AWS周りを含むなんでも屋として1年半ほどお仕事させていただいております。
##僕の勉強前のAzure知識レベル
仮想マシン・・・EC2でしょ?
仮想ネットワーク・・・VPCでしょ?
Blob Storage・・・s3でしょ。あ、違うの?
可用性セット・・・知らぬ
サブスクライブ・・・存ぜぬ
管理グループ・・・省みぬ
Azure特有のリソースや考え方について何一つ知りませんでした。
取得に向けて動き出す前の、「SAA持ってんだしノー勉で余裕っしょ(ハナホジー)」とか余裕ぶっこいてた自分を助走付きで殴りつけたい。
##取得のキッカケ
- ちょうどお仕事の切れ間で時間に余裕が合ったこと
- これ一番大切な要素でした。仕事に追われすぎてる余裕の無い人間は勉強なんか出来ません。
- 次にメインで担当する構築案件のインフラがazureで構成されていたこと
- これも大切な要素でした。人間には締切など、追い込まれる要素もまた必要です。
- azureから**「このオンライン講座受講したらAZ-900の受験料一回無料にしてやんよ!」**とかいう太っ腹なメールが来たこと。なお、今月末にもその太っ腹イベントやるみたいなので[リンク貼っておきます。]
(https://mktoevents.com/Microsoft+Event/190297/157-GQE-382?cmo=common_mar&mkt_tok=eyJpIjoiTmprNE9EQTFOR1F5TmpJNSIsInQiOiJYaUJwXC8xa0kwR21qMGk2Y1BGUml2b1RLaENDZForZmhndU85S3VWK0VvbkdkTFFkZjd2bWNcL3VTc1BCZFk5RU5HWDJHdXdRNnpuN3V6WkduY1hvaXAxYlI3bkhVdytGWWROdGhLN21JNGQzQllxcGd5SE1nRVYxVkQ2VlluMEtNTzFuT29YZ0VtOUFjbkFSS2t5ejFpdz09In0%3D)※2020/09/10現在の情報です- なお、無料のバウチャーは講座受講後、5営業日ほどで取得方法を記したメールが到着します。
- 講座へ申し込みだけではなく、オンライン講座を2日とも受講しないと無料券は獲得できない模様です。
- なお、無料のバウチャーは講座受講後、5営業日ほどで取得方法を記したメールが到着します。
##勉強方法
-
オンライン講座2日の座学を受け、試験で問われる範囲を把握する
- 講座は2日間に分かれており、両日とも午前3時間を全て使いました。正直眠かった。
-
公式ラーニングサイト:azureの基礎を2日程度で修了させる。
-
Web問題集でazure試験に合格しようを一周解く。
試験について
- 自宅にてオンライン受験が可能でした。ただし、以下の点からオススメしません。
- 自宅のカオスな机の上を片付けさせられることになる。(これは自業自得ですが)
- マルチディスプレイ環境等の場合、使わない1台については取り外し、撤去を求められます。めんどくさい。
- カメラにて、部屋を一周見せてくれなどの指示が飛びます。
- 本棚は布などでマスキングするよう求められました。
- また、試験中に他人の入室禁止、WEBカメラからフレームアウト禁止、問題の口頭読み上げ禁止、口を手に当てることが禁止など、ポリシーが結構厳しいです。
- 猫を飼っているので、念の為ペットについて質問をしました。
- 猫が入室してきてもセーフ、鳴き声もセーフ。触るのはアウトということでした。
- 試験時間になってソフトを起動してから、免許証の写真だの試験場所の机の写真だの撮らされる。
- それらすべて終わって、画面の前で15分くらいずっと待たされました。あの時間は不安だった・・・。
以上の理由から自室を試験会場にする手はずがなかなかに面倒くさいので素直に試験センターにいく方が楽だと感じました。
試験の難易度
冒頭の方でも言いましたが、ノー勉余裕とかフカしてた自分を助走付きラリアットしたいです。
知識不足が元で、IT業界的な常識とAWSであればこうなるはず、という読みで回答しなければならない問題が全体の10%程度出題されました。
azureのサービス名と内容をキチンと把握できているかどうかと行った問題も数問あり、決してAWS知ってるから余裕~では無いです。
見直しを行った結果、答えに辿り着けた問題も数問ありました。
時間に余裕がある限りは、終了する前に全ての問題について見直しを行うことをオススメします。
試験中のトラブル
こんな時に限って猫が甘えてきやがりました。
前述したとおり、僕から猫を触りに行くわけにはいかないので全力スルーです。
それををいいことに、ここぞとばかり画面の前で跳梁跋扈する猫!
勿論WEBカメラにもバッチリ写り込んでいたはずです。
動物ってホント不思議。なんで普段やらないようなことをこういう時に限ってやるんだろうか・・・。
結果
700点中860点で合格でした。試験ソフトの終了ボタン押下から2秒以内に結果が返ってきました。
行った勉強の中では、公式ラーニングサイト:azureの基礎がダントツピカイチに参考になりました。
あとオンライン受験で画面の中のオッサンが言う内容もかなり試験に食い込んでくる大切な要素でした。眠くなること請け合いですけどちゃんと聞いておいたほうがいいです。
上の学習方法で挙げたWEB問題集については、誤字なども多少ありますしあんま参考にならなかったかな・・・。
受けてみての感想
まず、勉強して良かったです。azureならではの強み、便利さといったところがキチンと体系的に理解出来ました。
awsとの比較を用いた会話が出来るようになるのもかなり強みだと思います。
**あと、MS公式のラーニングサイトの出来がかなり良いです。**日本語もわかりやすく翻訳されていますし、サンドボックスを用意してくれて無料のハンズオンで学ばせてくれたり、ちゃんと学ばせよう、覚えてもらおうという意図が伝わってきます。
awsも内容自体は充実はしてると思うんですが・・・翻訳とかもう少し頑張ってほしいですね。
あと、AWSの認定試験と比較して、試験の出題形式が少し違うのは最初だけ戸惑いました。
ここも事前にわかっていれば動揺することはないかなと思います。
余談
合格発表後、Microsoftから30分ほどで合格おめでとうというメールが到着し、認定証やデジタルバッジを頂戴出来ました。
最大48時間かかる、とありましたがものすごい速さです。AWSでは認定証等頂くまで2日位かかったような・・・。
最後に
取得したあとに気づいた、有効期限がたったの2年という事実。
ベンダー資格ってなんでこうまでアコギなんですかね・・・。今回は無料だからいいけどさ・・・orz