2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

M5 atom matrixを動かしてみる。

Last updated at Posted at 2021-10-09

##・はじめに
小型の開発モジュールM5 ATOM Matrixを動かしてみました。

#####<環境>
OS:Windows 10
使用ソフトウェア:Arduino IDE
使用ハードウェア:M5 ATOM Matrix

##・M5 ATOM Matrixのスペック(https://www.switch-science.com/catalog/6260/ 参照) 

CPU:240 MHzデュアルコア Tensilica LX6 マイクロコントローラ
SRAM(コンピューターの処理能力を示す):512 KB
フラッシュメモリ:4MB
電源:5 V / 500 mA
動作環境温度:0 ~ 40 ℃
製品サイズ:24 x 24 x 14 mm
製品重量:14 g

##・USBドライバーをインストール(必要な場合)

このドライバーは通常は指すと自動的にダウンロードされますが、万が一されなかったときの手順について記載します。

その後、別のPCで試したところ下記方法ではシリアルポートとして認識せず、このサイト(https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/) でWindows の X64 (64-Bit)のセットアップファイル CDM v2.12.36.4 WHQL Certified.zip(2021/9/20現在)をダウンロードしてデバイスドライバからファイルを指定してドライバーの更新を行うことで解決しました。(2021/9/20)

#####1. 以下のURLをクリックします

https://docs.m5stack.com/en/arduino/arduino_development
今回必要なドライバーであるCP2104をダウンロードします。

#####2. 下にスクロールし、利用しているOSをクリックします(今回はWindows)
*Mac OSの場合はapp store以外からもアプリのダウンロードができるように設定の変更が必要だそうです

image.png

#####3. 中に入っているインストーラーをクリックしてドライブをインストールします

##・ボードマネージャーをArduino IDEに入れる

M5 ATOM MatrixとArduino IDEを通信するためにはM5 ATOM MatrixボードマネージャーをArduino IDEに追加する必要があります

#####1. ファイル>環境設定を開きます

image.png

#####2. M5stackBroadsManagerのURLのコピーを追加のボードマネージャーのURLの欄にに追加します

image.png

image.png

#####3. ツール>ボード>ボードマネージャーを開きます

image.png

#####4. M5stackで検索し、出てきたボードをインストールします

image.png

image.png

#####5. ツール>ボード>M5Stack Arduino>M5stack-atomでM5Stack-atomを選択します

image.png

これでボードの設定は完了です

##・ライブラリーの設定

今回は以下の二つのライブラリーをインクルードします
 M5 ATOM Matrixを動かすためのM5 atom
 液晶を動かすためにFastLED

#####<M5 atomのインクルード>
#####1. 以下のURLのGit hubからダウンロード
https://github.com/m5stack/M5Atom
左上の↓codeをクリックしダウンロードします
#####2. スケッチ>ライブラリーをインクルード>.ZIP形式のライブラリーをインストールの順に開きます
image.png
image.png
#####4. ライブラリーが追加されましたと表記されます
image.png
#####5. スケッチ>ライブラリーをインクルードを開き、下にスクロールするとM5 Atomが入っていることが確認できます。
image.png
#####<FastLED.hのインクルード>
こちらの場合は公開されております。そのためArduino内から直接ダウンロードすることができます
#####1. スケッチ>ライブラリをインクルード>ライブラリを管理を開きます
image.png
#####2. FastLEDを検索し、バージョンを選択してインストールします
image.png
image.png
これでライブラリーの設定は完了です
##試しに動かしてみる
#####1. まず、シリアルポートの設定します
image.png
#####2. スケッチ例からButtonを選択します。(ファイル>スケッチ例>M5atom>Basics>Button)
image.png

無事書き込めました
ボタンを押すと液晶に映る色が変化するプログラムです
image.png
image.png

##・おわりに
このサイズの開発モジュールは扱いやすそうですね。
また、M5 ATOM Lite/M5 ATOM echoも同様の手順でセットアップできました。
今後はこれらの開発モジュールを様々な用途に試してみたいと思います。

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?