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InstanceRestarter(インスタンスをリスタートするやーつー)

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概要

必要にかられて、こんなものを作ったのでメモがてら。

  1. EventBridgeから定期的に
  2. Lambdaを起動して
    1. 指定された名前に合致するインスタンスに対して
    2. reboot(またはterminate)のリクエストを出す

作成手順

IAM

  1. ロールを作成
    1. 信頼されたエンティティを選択
      1. 信頼されたエンティティタイプ → AWSのサービス
      2. ユースケース → Lambda
    2. 許可を追加
      1. 許可ポリシー
        1. (何もしなくてOK)
      2. 許可の境界を設定
        1. 許可の境界なしでロールを作成(デフォルト)
    3. 名前、確認、および作成
      1. ロールの詳細
        1. ロール名 → それなりの名前(InstanceRestarter-role等)
        2. 説明 → お好きに
  2. 作成したロールを選択
  3. 許可タブ内から許可を追加 → インラインポリシーを作成を選択
    1. アクセス許可を指定
      1. ポリシーエディタでJSONを選択してIAM.jsonの内容を貼り付ける
        • rebootではなくterminateをする場合には貼り付け後に、JSON内のec2:RebootInstancesec2:TerminateInstancesに書き換える
      2. JSON内のXXXXXXXXXXXXをAWSのアカウントIDに書き換える
    2. 確認して作成
      1. ポリシーの詳細
        1. ポリシー名 → それなりの名前(InstanceRestarter-role-policy等)

Lambda

  1. 関数の作成ボタン
    1. 基本的な情報
      1. 関数名 → それなりの名前(InstanceRestarter-lambda等)
      2. ランタイム → Ruby(最新のサポート対象のものでOK)
      3. アーキテクチャ → x86_64
      4. アクセス権限 → デフォルトの実行ロールの変更 → 既存のロールを使用する
      5. 既存のロール → 先ほど作成したIAMを選択
    2. 詳細設定 → すべて未チェック(デフォルト)のまま
  2. コードタブ
    1. lambda_function.rbをダブルクリックで開き、lambda_function.rbの内容を貼り付け、Deployボタン
      • rebootではなくterminateをする場合には貼り付け後に、ソース内のec2_client.reboot_instancesec2_client.terminate_instancesに書き換え、Deployボタン
  3. 設定タブ
    1. 一般設定
      1. タイムアウトを必要に応じて変更する
        • 30秒とか
    2. 環境変数
      1. キーINSTANCE_NAMESを追加し、値として対象としたいEC2インスタンスの名前を空白区切りで列挙する

EventBridge

  1. 左メニューバス>ルール内のルールを作成ボタン
    1. ルールの詳細
      1. 名前 → それなりの名前(InstanceRestarter-schedule-rule等)
      2. 説明 → お好きに
      3. イベントバス → お好きに
      4. 選択したイベントバスでルールを有効にする → ON
      5. ルールタイプ → スケジュール
      6. :bangbang:メインのボタンEventBridge Scheduler で続行ではなく続行してルールを作成するボタンで次の項目へ:bangbang:
    2. スケジュールを定義
      1. スケジュールパターン → お好きに
        • 毎日3時に定期実行であればcron(0 18 * * ? *)
        • 毎日5時に定期実行であればcron(0 20 * * ? *)
    3. ターゲットを選択
      1. ターゲットタイプ → AWSのサービス
      2. ターゲットを選択 → Lambda関数
      3. 関数 → 先ほど作成したLambdaを選択
    4. バージョン/エイリアスを設定
      • デフォルト
    5. 追加設定
      • すべてデフォルトのまま

ログ

(Lambdaが実行された後に)CloudWatch Logsのロググループ/aws/lambda/{Lambda関数名}に出力される。
必要に応じてロググループの保持期間を設定する。
内容としては以下の通り

  • 指定された名前のインスタンスが見つからないとき
    • #{name}: not found.
  • 指定された名前のインスタンスに対しリスタート要求を出したとき
    • #{name}: restart #{instance_id}
    • 同じ名前で複数のインスタンスがあれば複数行出力される

ソース一覧

IAM.json

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Effect": "Allow",
            "Action": [
                "ec2:DescribeInstances"
            ],
            "Resource": [
                "*"
            ]
        },
        {
            "Effect": "Allow",
            "Action": [
                "ec2:RebootInstances"
            ],
            "Resource": [
                "arn:aws:ec2:ap-northeast-1:XXXXXXXXXXXX:instance/*"
            ]
        },
        {
            "Effect": "Allow",
            "Action": [
                "logs:CreateLogGroup",
                "logs:CreateLogStream",
                "logs:PutLogEvents"
            ],
            "Resource": [
                "arn:aws:logs:*:*:*"
            ]
        }
    ]
}

lambda_function.rb

require 'aws-sdk-ec2'
require 'json'

def lambda_handler(event:, context:)
  instance_names = ENV['INSTANCE_NAMES'].split
  
  ec2_client = Aws::EC2::Client.new()
  
  instance_names.each do |name|
    describe_instances = ec2_client.describe_instances({
      filters: [
        {
          name: 'tag-key',
          values: ['Name'],
        },
        {
          name: 'tag-value',
          values: [name],
        },
      ]
    })
    
    if describe_instances.reservations.empty? then
      puts "#{name}: not found."
      next
    end
    
    describe_instances.reservations[0].instances.each do |item|
      puts "#{name}: restart #{item.instance_id}"
      ec2_client.reboot_instances({
        instance_ids: [
          item.instance_id,
        ],
      })
    end
  end
  
  { statusCode: 200, body: 'finish.' }
end
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