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自作PCをアップグレードしてWindows 10をクリーンインストール

Last updated at Posted at 2020-08-12

はじめに

自作PCをアップグレードして、Windows 10をクリーンインストールした時の記録です。
旧PCは10年も昔のもので、新しいパソコンを体験したくなったのでアップグレードした。

買い替えたパーツは、CPU・マザーボード・メモリ・SSDの4点。他のパーツは使いまわしです。
各パーツは1万円程度の予算で揃えてみました。

- 旧PC 新PC
CPU Intel Celeron E3400
2.6GHz×2
Intel Core i3-9100
3.6GHz×4
M/B GIGABYTE
GA-G31M-ES2L
ASUS
PRIME H370M-PLUS
MEM DDR2-800
2GB×2
DDR4-3200
8GB×2
SSD Intel 330 SATA
180GB
Kingston A2000 NVMe
1TB

CPU

i3-9100.jpg

CPUはIntelのCore i3-9100を選択。
4コアにターボブーストが付いて、1.2万円まで価格が下落したので購入。

性能面ではシングルスレッド性能が3倍、マルチスレッド性能が6倍へと向上。
シングル3倍は普段使いで明らかに体感できるレベルなので、しばらく感動したものです。

新命令としてAVX2が追加され、対応ソフトでは6倍の性能向上を確認した。(SSE2比)

TDPは65Wで以前と一緒ですが、同じ処理ならCPU負荷が軽くなり、ファンの回転数が激減したのが👍
YouTubeで動画を再生しても、CPU使用率は10%台、CPU温度は室温+10℃でアイドル並でした。

マザーボード

H370M-PLUS.jpg

マザーボードはASUSのPRIME H370M-PLUS。
チップセットがG31からH370へとジャンプアップ。ちょうど1週回ってきた。

  1. 3シリーズ (Wolfdale)
  2. 4シリーズ
  3. 5シリーズ (Lynnfield/Clarkdale) → Core i 第一世代
  4. 6シリーズ (SandyBridge)
  5. 7シリーズ (IvyBridge)
  6. 8シリーズ (Haswell)
  7. 9シリーズ (Haswell Refresh)
  8. 100シリーズ (SkyLake)
  9. 200シリーズ (KabyLake)
  10. 300シリーズ (CoffeeLake/CoffeeLake Refresh)

新旧の一番大きな違いは、ノースブリッジがCPUに結合されて、サウスブリッジの1チップ構成となったこと。今はサウスブリッジのことをPCHと呼びます。

次に大きな違いは、BIOSからUEFIへと進化したこと。
UEFIでは、USBからブート可能になって、DVDドライブが不要になった点が大きい。

各種I/Oも大幅に進化。特にUSBが大幅にUPし、USB-Cポートが新たに加わりました。

- 旧PC 新PC
USB 2.0 (480Mbps) 3.1 (10Gbps)
PCI Express 1.1 (2Gbps) 3.0 (8Gbps)
SATA 2.0 (3Gbps) 3.0 (6Gbps)

メモリ

CT2K8G4DFS832A.jpg

メモリは Crucial のDDR4-3200 8GB×2
旧PCと比べると、容量と転送量がそれぞれ4倍に向上。

着実に進歩はしてるものの、昔から変わり映えがなく、どうにかならないのかと良く考えてます。

SSD

a2000.jpg

SSDは Kingston のA2000。欲しかったNVMeの1TBを選択。PCIeは3.0x4
DRAM付きやTLCなのも条件でした。

性能面ではランダムが4倍、シーケンシャルが10倍に向上。(Q1T1)
SATAがボトルネックになっていたのが、NVMeで解消したのが大きい。コントローラーも改善が著しい。

フォームファクタが2.5インチドライブからM.2 2280へと変化し、マザーボードに組み込めるようになり、SATAケーブルと電源ケーブルを排除できたのでスッキリした。PCからドライブ類が消えました。
M.2は思っていたよりも形が小さくて驚いた。(DIMMの1/4くらいの面積)

低価格化も進み、価格容量比は6倍となった。
3D化やTLC化が安くなった大きな要因である。(2D MLC → 3D TLC 96層)
1TB=1万円の時代を待っていたので、技術の進歩は有難いものです。

GPU

個人的に重い3DゲームはやらないのでGPUには興味がないのですが、今回において最も進化したのはGPU。

名称 GFLOPS
旧GPU GMA 3100 6.4 (4way×4EU×400MHz)
新GPU UHD 630 422 (16way×24EU×1.1GHz)

旧GPUは古すぎてベンチマークで比較するのは無理ですが、カタログスペックでは約70倍の向上。
製造プロセスだけで判断すると、90nm→14nmで5世代経過したことで32倍(2^5)の向上となる。

ただし、結合GPUなので絶対的な性能は低いです。
単体GPUやPS5と比べると1/20以下の性能しかありません。(新GPUはPS3レベル、旧GPUはPS2レベル)

個人的にはGPUの性能向上よりも、動画においてH264の再生支援が効くようになったのが嬉しい。
他には3つのモニタに出力できるようになったり、HDMIなどのデジタル出力ができるようになったのも新しい。

おまけ・マウスパッド

新PCを記念して、マウスパッドも買い替えた。

新パッドはエレコムのMP-065ECOBUという製品。600円。
発売から15年以上経つロングセラー商品。変化が激しいPC業界では珍しいパーツ

旧パッドは湿度が高くなると滑りが悪化したが、それが解消されたのが良かった。

Windowsのインストール

長くなりましたが、ようやく本題のWindowsクリーンインストールです。

旧PCで使用してたWindows 10は、Windows 7からの無償アップデートで入手したものです。
そのライセンスを新PCに移行させます。

事前準備として、旧PCにて次の作業を行っておきます。

あとは、新PCにUSBメモリを差し込んで起動すれば、自動的にインストール開始。

インストール中にMSアカウントWindows 7のプロダクトキーを入力すると、ライセンス認証は完了。
インストールされたバージョンは最新の2004、パーティションはGPTでした。

Windowsの起動時間は15秒。(その内、BIOSの所要時間は4.8秒)
電源ON→デスクトップが表示された瞬間までの時間です。ローカルアカウントで自動ログイン

以上で新PCは無事に完成したとさ。

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