FXの自動取引ツールのMetaTraderをさくらのクラウド上に展開したWindows Serverで動かしてみた。
初めて動かすので時間単位で使いたいと思いさくらのクラウドを選んでみました。
MetaTrader(MT4)は独自のスクリプトでFXの売買を行うことができるので、安定して動作させ続けるというニーズがあり、クラウドやVPS上で動作することが一般的です。
やりたいこと
さくらのクラウド上にWindows Serverを立ててそこでMetaTraderを動かす。
やったこと
さくらのクラウドにWindows Serverのサーバーを作成する
これ自体はコントロールパネルからポチポチすれば作成完了です。
作成完了後にリモートデスクトップする前に、リモートコンソールから管理者のパスワード設定を行う必要があります。
MetaTrader4をダウンロードする
対応しているFXの会社であれば公式でパッケージを配布しています。今回は登録不要でダウンロードだけはできる楽天証券FXからダウンロードしてみました。
楽天MT4ダウンロード
インストール自体はウィザードに従ってポチポチすればできます。
インストール後の画面を開いた状態。
各通貨のチャートやMetaTraderを操作するためのスクリプトウインドウを開いた図。
※ちなみに回線不通と表示されているのはデモ口座のログイン認証を行っていないため
結果・感想
MetaTrader自体はメモリの消費量はそれほど多くなかったです
(実際に動かし始めると変わってくるかもしれないので、最初は余裕を見て大きめのプランでサーバを作成し、プラン変更でサイジングするといいかと思います)
良かったこと
- 時間単位で使えるので試すのには良かった
- サーバのスペックを数秒で行える(ただしサーバのシャットダウンは必要)
- データ転送課金がないのでデータを垂れ流しても安心
上に書いたようにサイジングを簡単にできることが最大の特徴だと思います。最初からVPSやデスクトップだけを貸し出すサービスの場合には契約ごとにお金が発生するので、さくらのクラウドで必要スペックを実際に体験し、見積もってからでも遅くないと思います。
気になったこと
- 動かしっぱなしとした場合に、月額料金は少々高い
ちゃんとFXのトレードで勝てれば問題なし
サイジングがちゃんとできて負荷などが読めるようになったらさくらのWindows VPSで動かしてみようと思います。