1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【YOLO】Jetson で画像認識するまでのセットアップメモ

Posted at

概要

Jetsonで画像認識する際にいくつか詰まるポイントやメモがあったので忘備録として残しておきます。

JetsonをsshとVNCで遠隔操作する

jetsonを使用する際、いちいちキーボード等を接続していては机の上が汚くなり、作業効率が落ちるため、自分の💻から遠隔で操作できるようにする。

VNC

jetson側

_2021-04-08_21.12.10.png

L4T-READMEというフォルダがデスクトップに存在するため、クリックする。

/media/user(ここはユーザー名で置き換える)/L4T-README/README-vnc.txt

があるので、開くと中にvnc設定方法が書いてあるため、その指示に従う。つまづくことなくコピペで全部いけました。
_2021-04-08_21.16.57.png

ただ、ここの部分でpasswordがthepasswordに設定されていることは確認する。セキュリティ等に不安がある場合はここを書き換えて実行する。

上の処理を最後までやったら、ターミナルでifconfigを入力し、jetsonのipアドレスを確認して控えておく。

同じLAN内じゃないと接続できないよ

操作pc側

_2021-04-08_21.20.06.png

VNC Viewerというソフトをダウンロードする。

上のバーに先ほど控えたipアドレスを入力する。

_2021-04-08_21.20.55.png

先ほど設定したパスワードを入力することで、VNC接続が完了する。

めんどくさいのでremember passwordをオンにしておくと良い

VNC接続ができた場合、ファイル転送も可能となるそうなのだが、自分の環境ではなぜか失敗するため、次にsshの設定を行いscpでファイル送信する。

ssh

こちらのサイト通りにしたらできました。

Yolo使用までのめも

darknetでYOLOを使うのでdarknetをダウンロードする。

大体調べたとおりの手順にやると
なぜかmakeが成功しないので、cmakeでやる。
するとcmakeのバージョンが足りないので,sudo apt update からのupgradeで Cmakeをアップグレードしとく。

aptで持って来れるバージョンが最低要求より低いのでバイナリから入れる。(よくある)

./configureでやる

cmake作る際にopensslがないとか言われるから入れる。

$ ./configure
$ make
$ sudo make install

全体のフロー

  • darknetをcloneする
  • makeがなぜか失敗するからcmakeでやろうとするとcmakeのバージョンが違うからみす
  • cmakeはaptで持って来れるバージョンが古すぎるから手動で入れる
  • またopensslのバージョンが古すぎるからアプデする。
$ wget https://github.com/Kitware/CMake/releases/download/v3.18.1/cmake-3.18.1.tar.gz
$ tar zxvf cmake-3.18.1.tar.gz

$ sudo apt-get install libssl-dev ここで開発者ツール入れてる

$ cd cmake-3.18.1/
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
$ echo 'export PATH=$HOME/cmake-3.18.1/bin/:$PATH' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc

ここまでやったらなぜかmake自体できる

するとvncc のpathが通ってない問題が発生する。

$ which vncc

で出てきたところをメモする。

しかしパスを通しても成功しない場合があったので直接設定を変える。
具体的にはdarknet/Makefileの七十四行目あたりにある

NVCC=nvcc
を
NVCC=/usr/local/cuda/bin/nvcc

これで成功しました!

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?