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Embarcadero Dev-C++ で DXライブラリ を使う

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そうだ、すっかり忘れてた

前に「Embarcadero Dev-C++ で TDM-GCC 10.3.0 を使う」という記事を書いたのですが、DxLib のセットアップの仕方もついでに書こうと思っていたのですが、すっかり忘れてました。

前提条件

本当は 10.3.0 にしなくとも動くのですが、DxLib とのバージョンを合わせておいたほうが気持ちいいので。

基本的に上記URLの説明に沿って作業すれば大丈夫です。

1.DXライブラリを使うために必要なものを揃える

まずは、DxLibをダウンロードします。https://dxlib.xsrv.jp/dxdload.html より、「DXライブラリ Windows版 Gnu C++( MinGW )用」をダウンロードし展開します。

2.MinGW のバージョンに合った MinGW 用DXライブラリを使用する

展開したフォルダの「プロジェクトに追加すべきファイル_GCC(MinGW)用」から「10_3_0」フォルダを Dev-C++ 直下に「DxLib」とリネームしてコピーします。そして Dev-C++ のメニューから「ファイル→新規」としてプロジェクトを作成します。種類は「Windows Application」でいいでしょう。
新規プロジェクト_2024-12-23_0-48-51_No-00.png

3.コンパイル時に必要なコンパイルオプション

プロジェクトを作成したら、「プロジェクト→プロジェクトオプション」とし、「パラメータ」タブを開きます。ここの「C用コンパイラ」及び「C++用コンパイラ」に下記のオプションを設定します。

-DDX_GCC_COMPILE

4.リンク時に必要なオプション

「リンカ」に下記のオプションを設定します。

-lDxLib
-lDxUseCLib
-lDxDrawFunc
-ljpeg
-lpng
-lzlib
-ltiff
-ltheora_static
-lvorbis_static
-lvorbisfile_static
-logg_static
-lbulletdynamics
-lbulletcollision
-lbulletmath
-lopusfile
-lopus
-lsilk_common
-lcelt

プロジェクトオプション_2024-12-23_1-23-45_No-00.png

ディレクトリの設定

次に「ディレクトリ」タブを開き、「ライブラリのディレクトリ」および「インクルードディレクトリ」に、コピーした「DxLib」フォルダを設定します。

プロジェクトオプション_2024-12-23_1-28-22_No-00.png

5.DXライブラリを使用したプログラムの例

main.cpp の内容が表示されていると思うので、下記のサンプルに書き換えます。

main.cpp
#include "DxLib.h"

// プログラムは WinMain から始まります
int WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance, LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow )
{
	if( DxLib_Init() == -1 )	// DXライブラリ初期化処理
	{
		return -1 ;			// エラーが起きたら直ちに終了
	}

	DrawPixel( 320 , 240 , GetColor( 255,255,255 ) ) ;	// 点を打つ

	WaitKey() ;				// キー入力待ち

	DxLib_End() ;			// DXライブラリ使用の終了処理

	return 0 ;				// ソフトの終了 
}

実行

書き換えたら保存して「実行→コンパイルして実行」を行い、実際に画面に点が打てているか確認します。

おわりに

よきプログラムライフを!

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