スプレッド構文
スプレッド構文は、for…ofブロックで処理できるオブジェクト(配列など)を個々の値に展開するための構文。
メソッドに引数を渡すとき(実引数で利用するとき)に便利。
例えば、Math.maxメソッドに配列をそのまま引き渡しても、結果はNaNになる
console.log(Math.max(15, -3, 78, 1)); // 結果 : 78 (値を個々に渡した場合)
console.log(Math.max([15, -3, 78, 1])); // 結果 : NaN (配列を渡した場合)
しかし、...を利用してスプレッド構文を使用すると、配列の中身が個々の値に分解され、正しい結果が返ってくるようになる
console.log(Math.max(...[15, -3, 78, 1])); // 結果 : 78 (スプレッド構文を使用した場合)
もちろん変数を渡すことも可能
array = [15, -3, 78, 1];
console.log(Math.max(...array)); // 結果 : 78