はじめに
先週から産休に入って時間ができたので、今のうちに......!ということで、1年半前くらいにゆるっと動画を見て放置していたAWS DVAを今更ながら取得しました
塩漬けしている間に試験範囲が変わっていた+値上げしていたのでもう少し早く取れたばよかったなと思いつつ、実務でAWSを結構使うようになった今だからなるほどと思うところもあったので、体験記&知ってよかったことを備忘録としてこちらに残します
前提
- 実務では1年強くらいAWSを使用
- ECS、Lambda、Step Functions、S3、Aurora、Secrets Manager、CDK/CloudFormationあたりは結構実務で触っていました
- AWS SAAは取得済
試験勉強
勉強時間
20~25時間くらいだったかなと思います
使ったもの
- AWS Skill BuilderのExam Prep(DVA-C01版、今はない)
- 1年半前くらいに一通り見ました
- ありがたいことに無料です
- 今はこちらの代わりにDVA-C02対応のコースが出ているのでそちらを見ると良いかなと思います
-
ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応]
- 定番書ということで知識を総ざらいするのに使いました、ポイントを押さえている感じで読みやすかったです
- 試験前1週間の前半2~3日くらいで読みました
-
UdemyのDVA-C02問題集
- 実際の問題に近い形の問題を解きたかった&安売りになっていたので上記を買って実施しました
- 解説もしっかりあるので細かい知識補完にだいぶ役立ちました
- 試験前1週間の後半2~3日くらいでやっていました
-
AWS Hands-on for Beginners AWS Codeサービス群を活用して、CI/CDのための構成を構築しよう!
- 実務であまり触っていなかったCodeサービス群の復習にこちらのハンズオンをあらためて実施しました
- S3での静的Webサイトのホスティングもついでに学べるのが地味にありがたかったです
- その他
- 問題演習のなかであまり使ったことのないオプションの話など出てきたらAWSコンソールで設定見てみたりしました
- AWS公式ドキュメントも随時参照しました
試験
試験時間自体は130分ですが、80~90分ほどで解き終わる感じでした
オーソドックスな問題が多く、手ごたえ的にはSAAを受けた時よりも自信をもって試験を終えられた感じでした
知ってよかったこと
全体的に勉強してよかったなと思いますが、ぱっと思いついたものだけ書きます
- Secrets ManagerとParameter Storeの使い分け
- 「シークレットの自動ローテーションができるかどうかが違う」というのをあまりはっきり意識していなかったのでここで知れてよかったです
- Parameter Storeのほうがコストはかからないので以降上記を判断基準に考えたいなと思います
- Lambdaレイヤーの使い方
- いままで簡単なLambdaしか書いていなかったこともあり、Lambdaレイヤーについては知識が薄い状態でした
- 「外部ライブラリの依存関係読み込みに使用できる&定義したレイヤーを複数の関数で共通して使用しアップデート等を一元管理できる」ものということでこれを機に触れてよかったです
- 調べていく中でLambdaランタイムごとのレイヤーパスの決まりなども知ったので、今後使う際は気を付けようと思います
- Lambdaの関数エイリアス
- Lambdaの関数エイリアスを設定することでLambdaのロールバックが容易になるというの、あまり知らなかったのでここで知れてよかったです
- Elasticache周りの諸々の知識
- レイテンシを気にするならキャッシュ周りをうまく使えるようになったほうが良いと思うのですが、今まであまり知識を持っていなかったのでここで学べてよかったです
- ElasticacheでもMemcachedはマルチスレッド対応、RedisはレプリケーションやPub/Subのサポートありというようにシーンによる使い分けがあるという点覚えておきたいです
さいごに
「知ってよかったこと」セクションを改めて書いてみると、自分がバックエンド寄りということもありかなりサービスに偏りがあり、勉強の中でも具体的なサービス利用の理解度に差があったのかも......?という気がします
それに気づけたのもある種収穫ですかね
SAPやMLSの取得も目指しつつ、もっと頑張って開発経験を増やそう...!と改めて思いました