pocket8086という、8086互換CPU(NEC製V30 1984年製造)が搭載された復刻版MSDOSのパソコンを購入しました。
画面や外側は新しいですがチップは全て当時のものです。
アセンブリ言語の開発環境を整えましたのでその手順を残します。
以下のサイトよりMASM5.1を取得する。
https://archive.org/details/microsoft-macro-assembler-5.1-5.25.-7z
以下のサイトよりwinimageを取得する。
https://winimage.com/download.htm
MASM5.1の中に以下のファイルが入っているためwinimageにて開く。
disk1.img
disk2.img
disk3.img
disk4.img
disk5.img
以下2つのファイルを探し出し、FAT16のUSBメモリのmasmフォルダの中に入れる
masm\
LINK.EXE
MASM.EXE
USBをMSDOS側に差す。
usbはDとして認識された。
Cドライブを汚したくないのでMASMはUSBの中から使用する。
※MSDOSはコンパクトフラッシュのCドライブに入っている。(Aドライブを生で見て見たかったので残念)
d:
SET PATH=D:\MASM;%PATH%
c:
Cドライブに移動しないと環境変数へ登録したものが使えない模様。
後はプログラムを作成し、以下のようにコンパイルして実行
MASM HELLO2.ASM
LINK HELLO2.OBJ
HELLO2.EXE
余りにも古すぎて参考にできるサイトが無く、4時間ほどドはまりしました。
もしかして動かないのではと思いかなり不安でしたが何とか動作環境は整いました。
大人しくdosbox、freedosもしくは仮想環境のmsdosを使っておけばよいのですがどうしても実機で動かしたかったのです。