本記事の内容
XLOOKUP 最高かよ!と思ったので、情報をまとめてみた。
XLOOKUP を使うぞー!と思ったけど、使うためには office 365が必要だった(2019年9月時点)ので、自分が使うのはまだまだ先になりそう...
Office 365(一般公開) で利用開始(2020年1月30日)
利用可能になりました。今すぐOfficeをアップデートしましょう!
XLOOKUP の概要
- 発表日:2019/8/28 (水)
- 利用開始日 :
- Office Insiders (office 365が必要) : 2019年8月28日
- 一般公開(実質office365) : 2020年1月30日
2019年後半から利用開始予定
- XLOOKUP とは?
- VLOOKUP と HLOOKUP の後継関数
- XLOOKUP の使い方
- 構文 :
=XLOOKUP(lookup_value、lookup_array、return_array)
- 利用例 :
=XLOOKUP(F2, B2:B11, D2:D11)
- 構文 :
XLOOKUP のメリット
Microsoft の記事内で、XLOOKUP は VLOOKUP から以下を改善したと記載されている。
- (文字列のマッチ方法は)デフォルトで完全一致
- 列の挿入/削除に影響されにくい(引数の指定方法)
- 左側を検索できる
- 後ろから検索できる
- 不要なセルは参照不要(のため、処理が高速)
上記の 1. と 4.は、XLOOKUP の4番目の引数match_mode
と5番目の引数search_mode
で指定する。指定方法は以下構文の通り。文字列のマッチ方法と検索方法は何種類かあるので、人によっては便利かも。
XLOOKUP(lookup_value、lookup_array、return_array、[match_mode]、[search_mode])
その他補足
- XLOOKUPと同時にXMatchも同時発表
- VLOOKUPは1985年にリリース(34年前)され、SUMおよびAVERAGEに続く3番目に利用頻度が高い関数
- XLOOKUP は遅いので、INDEX+MATCHで実装する派閥が存在する