情報処理試験に合格するために目指すところは、学んだ知識とスキルを実務や日常業務と私生活の中で、「即座に」「正確に」アウトプットするためだと考えています
そのため、合格したらいずれ忘れ去られてしまう詰め込んだ知識というよりも、忘れずに脳に残り続けるスキル(読み・書き・論理思考=国語力)が重要なのだと感じています。
また、会社的に取得が奨励されていると「試験に合格するため」のポイントも必要なので、テクニックの部分についても得た知見を次の資格学習(合格)のために備忘録として書き残しておきます。サプリメントの様に即効性ないと思います。ですが!血肉になる文章として書き残します。
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問題文の内容を図や文字として書き出すことで、イメージを湧かせ易くする
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次の発想が頭に浮かび、問題文と設問文の間を何度も行ったり来たりする往復運動が減りました
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基本知識は**「正確」かつ「完璧」**に理解する
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例:MACアドレスとIPアドレスの「違い」を人に説明できるか?
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技術の一つ一つを**「曖昧な丸暗記」**にならないように注意する
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基本的な事項は「必ず正解する」様に意識する
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難しいことよりも「基本」を積み上げる
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頭が働かない状態で無理して参考書を開くより、集中できる時間だけ勉強する
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学習の積み上げと記憶の定着を継続できていると、意外と仕事が忙しい時期に諦めずに頑張って受験したので合格することが出来ました。
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午後は問題文に書いてある情報を基に一つの答えを導く
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回答表現の違いはあっても出題者の意図は一つだと思っています
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答えは論理的に正しいか検証する
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つっこみ所があれば他に答えがあるはずと考える
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単語解答、選択問題は全部正解する
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一回の試験でこれらの設問の配点を合計するとそこそこの点数になり、短時間で回答する事で、30文字や40文字などの文字数の多い回答に時間をかけることができます。
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設問と通じて同じ答えになる設問はない
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焦って回答していた時は「(1)内部メールサーバ、(4)内部メールサーバ」などの様に同じ解答を同じ設問の中で書いていました。これだと両方とも正解にはなることは決してありません。
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午前Ⅰの情報セキュリティも解いてみる
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合格するために効果があったか分かりませんが、頭の訓練のつもりで午前Iにも挑戦しました。
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午後はアプリケーション分野の設問は自分の専門外なので捨てました。
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これらの注意点を試験時間中に思い出せた時は、心に余裕があった(落ち着いていた)ので合格できたのではないかと思っています(2つの高度試験の経験では)。
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この分野の先生を師範として勝手に仰ぎました
資格を取っても自慢にはなりませんが、高度試験の合格するために勉強した努力は仕事をする上での基礎体力や自信になっていると感じています。それから支援士登録する事で年次のe-learningと3年に1回のリモート講習を利用でき、継続した学びができます。リモート講習についてはグループ討議が中心で積極的に参加することで、ビジネス視点とITスキル視点の気付きが得られます