秀丸 Ver.8.89以降のファイルタイプ別 強調定義の設定で「.hilightファイル」から直接読み込むモードがサポートされたようなので 昔作ったマクロを蔵出ししてみる。
秀丸とは
言わずと知れたwindows用の国産テキストエディタ
数か月ごとくらいにVSCode起動しては秀丸に戻ってくるを繰り返してる
さすがに20年以上使ってるともうよそに移行できない
DecoHilight.mac
秀丸エディタの強調表示ファイルを装飾するマクロ
- マクロライブラリ - 秀まるおのホームページ
- DecoHilight (Githubリポジトリ)
秀丸のシンタックスハイライト設定は結構面倒くさい
設定ダイアログからポチポチやるのは複数のタイプ別設定を作ってしまった後だとしんどい。なら強調定義ファイル(hilight)はテキストファイルだし直編集すればいいかって安易に考えるんだけど、これがまたわかりにくい。
もともとインポート/エクスポート用で人力で編集する前提ではなかったのかな? 強調部のフラグは10進数表記でどのビットが立ってるのかさっぱりわかんない。
デザイン(色)も 強調1 、特に強調1 みたいな感じでスコープに意味づけがなものが基本なので(htmlタグや文字定数、コメントなど意味のあるものもある
)カラーテーマだけ他人と共有して後から当てるってのもやりにくいのよね。
DecoHilight.mac はそんな強調定義ファイル に過分に冗長気味なコメントを挿入し、定義のとおりに色付けします。
- VSCodeの素敵なエクステンションのように自動でカラーピッカーが出てきて色変更が捗るような機能はありません。
- ColorSet の項目の色はカラーマーカーで一時的に塗っているだけなので、編集したら消えます。
その他、知らない間に便利になってた秀丸の機能とか
- ファイルタイプ別にタブの色を変えられる
-
if ()
while
等のネスト時に縦線でインデントラインが表示できる - カーソル位置と同じ単語を自動ハイライト
インデントラインと単語自動ハイライトはVSCodeでうらやましかった機能。実装されてるの知らんかった。便利
ついでにファイル保存時にタブ変換する機能があることを知った。
どうせ保存時に舐めて変換やるなら EditorConfig 標準対応してくれてもいいのよ…
なおマクロで実現可能にしたものを配布されている方はおられます。