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エンジニア一年生がクラウドとIoTをまとめてみた

Last updated at Posted at 2018-06-24

はじめに

クラウドとIoTについて、テキトーに掻い摘んでまとめてみました。

クラウド

クラウドとは、一言でいうと、
「ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方」 のことです。

クラウドの名前の由来は、インターネット(雲)の向こう側のサービスを利用しているからという話です。

クラウド出現以前は、サービスを使うには、ハードウェアを購入したり、ソフトウェアをパソコンにインストールしたり、ソフトウェアのライセンスを購入する必要ありました。
しかし、クラウドの出現によりハードウェアを購入したり、ソフトウェアをインストールしなくても利用できるサービスがたくさん生まれました。

クラウドのメリット

  1. 導入が簡単:innocent:
    それまではソフトウェアをアップデートするためにわざわざ購入して、一台一台インストールする必要がなくなった

  2. 運用も簡単:innocent:
    →社内サーバーが不要且つ常に最新でメンテナンスが不要
    「持たずに使える」、これこそクラウドの真骨頂と言えるかもしれません。
    利用できるソフトウエアは、常に最新のものが提供されます。このため、これまでは手動で行っていたバージョンアップ等の作業も不要になります。

3. 使いたいサービスに合わせて、従量課金で使える:innocent:
「道具を持つ」ではなく、「サービスを利用する」というスタイルのクラウドでは、使っていないときには、費用が発生しないというメリットがあります。

クラウドの定義/サービスモデル

スクリーンショット 2018-06-24 20.59.41.png
(出典元:http://blogs.itmedia.co.jp/itsolutionjuku/2015/08/post_124.html)

サービス・モデルとは、クラウドをサービスとして提供するシステム資源の違いによって分類する考え方のことを言います。

SaaSは、Software as a Serviceの略称で、
電子メールやスケジュール管理などのアプリケーションをネット越しに提供するサービスのことです。
正直ミドルウェアやインフラといった知識が全くなくても、この階層であれば問題ないかと思います。
(私もここしか触れておりません:innocent:

PaaSは、Platform as a Serviceの略称で、アプリケーションを開発や実行するためのシステム機能をサービスとして提供します。
正直私もここの知識がないのですが、イメージ的にはデータベースとかはこれに当たるのかなぁ〜と思ってるところです。

IaaSは、Infrastructure as a Serviceの略称で、サーバー、ストレージなどのシステム資源を提供するサービスです。
ここになってくると、ハードウェアからミドルウェア、さらにはOSまで全てを自分で用意できないと、アプリケーションは動かせないという感じのようです。
インフラの知識は必須になってくる部分ですね。

IoT

IoTとは、Internet of Thingsの略称で、近年一気に耳にするようになったITワードの一つかと思います。
結局何かと言うと、「全ての道はローマに通ず」的な感じで、、、

「全てのものはインターネットに通ず」

的なことです。(ほんとか?:innocent:

またまた近頃は、IoE(Internet of Everything)という言葉も出てきたようですが、
とにかく世の中にある色々なものがインターネットと通じるようになってきたということになります。

ちなみにGoogle Trendで過去5年の検索条件で、IoTを調べてみると...
スクリーンショット 2018-06-24 21.19.56.png

まさにトレンドワードの代表格と言えるでしょう。:sunglasses:

IoTって結局...??

IoTが、「モノとインターネットが通じること」なんて知ってるわ!!
けど、結局それってなんやねん!!!って人は実はけっこーいるんじゃないでしょうか?:sweat_smile:

おそらく混乱するポイントは、「モノ」ってなに?
ってか、なんでカタカナやねん!ってとこだと思います。笑
ここで言う、「モノ」はカタカタになってるだけあって、実際かなりアバウトな定義の仕方だと思います。
パソコンやスマホなどの情報通信機器はもちろん、現代の社会に存在するあらゆるものがインターネットに繋がっています。
そういった意味では、IoTはもはや特別な存在ではありません。
この記事を読んでくださっているあなたの周りを見渡せば、IoTと呼べるものは
必ずいくつも存在しているでしょう。

ひとまず、この記事で言いたいのはIoTって特別なものではなく、既に生活に当たり前にあるものの総称に過ぎないと覚えてください。

IoTとクラウド

...って感じでこのまま、IoTの説明を特にしないと怒られそうなので、
それではなぜIoTと言うワードが近年そこまで注目されるに至ったかと言う理由の一つである、
クラウドの関係性について簡単に触れたいと思います。

ここまで、IoTが急成長した大きな理由として、
クラウドの普及が間違いなくあります。

IoTと呼ばれるモデルは、基本的に下記のような形で成り立っています。

① 「センサー」でモノから情報を取得
② インターネットを経由してクラウドにデータを蓄積
クラウドに蓄積されたデータを分析(必要であれば「人工知能」も使用される)
④ 分析結果に応じてモノがアクチュエート(ヒトにフィードバックする)

まずIoTには、必ずなにかしらのセンサーが存在し、そこから情報が取得されます。(①)
そしてその情報は、インターネットを経由して、クラウドにデータを蓄積します。(②)

→ここでもし、クラウドがなければどうなるでしょう?

クラウドが普及してなければ、情報は各個人が所属するサーバーなどに蓄積することしかできません。
つまり、あらゆるモノとインターネットが繋がる、IoTと言うものが存在することはできません!!!

そういった意味で、はじめに説明したクラウドの存在が現代のIoT社会を作り上げていると言えるわけです。

そして、そのクラウドに蓄積されたデータを分析することで、最適なフィードバックをヒトにすることができると言うわけです。
近年であれば、この過程で同じくトレンドワードである、AI(人工知能)が大きく活用されています。

最後に

最近知って、すごいなーと感じたIoTを一つ紹介して終わりたいと思います。
その名を、laundroid(ランドロイド)と言います。

laundroidは、日本のセブン・ドリーマーズが開発した衣類を全自動で折りたたんでくれる、
まさに人類が長年追い求めてきた夢の最強マシーンです。
画像解析技術、AI(人工知能)、ロボティクス技術の3つを融合することによって全自動折りたたみが可能となったそうです。

①乾いた衣類の山を投入する
②画像認識によってそれがTシャツなのか、ズボンなのかパンツなのかなどの衣類の種類を分別する
③ベストなたたみ方をAIが判断してくれると同時に、たたみ方を学習・データベース化していくことで、経験を積むごとに成長していく

→仕分流・畳む・しまう、という選択の最終段階にある、めんどくさい作業を全てやってくれてしまう!!!

詳しくは、カッコいいUIの公式HPを見てみてください!そして是非購入検討してみてください!!笑

いや〜IoTやっぱしアツいですね!!!:sunglasses:
生活を豊かにする、サービスを作りたいとつくづく思う、エンジニア一年生でした。

ここまで目を通していただき、ありがとうございました。:muscle:
~Fin~

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