概要
真面目にやると損をする不思議?
不幸なリモートワーク、我慢のリモートワークは有害なのでやめようという話です。リモートワーク下。
- がんばって生活時間を削って対応する。ギリギリ問題がないように見せる。
- 最初は「頑張っている/頑張ってくれているのだな」との相互理解があっても、1ヶ月もすぎればそれは「普通」。
- 周りは次第に、それは彼/彼女の「当たり前」であると勘違いさせられてしまう。
- 一方頑張っている側は相変わらず「頑張っている」つもりに勘違いしてしまう。
姿が見えないからです。タチが悪い。
結果いつの間にか
- 仕事を頼まれた側: 相変わらず頑張っているのにそれが当たり前に思われてしまう。ので、感謝されない。
- 仕事を頼む側: 相手が頑張っていることに気づけない。ので、感謝できない。
たいへん不幸なミスマッチが発生する。
一線で水が溢れ出た時
- 仕事を頼まれた側: 無理です (というか元々無理目に頑張っていたし)
- 仕事を頼む側: どうしてこうなるまで何も言わないの? (普通にやれていたように見えていたし)
というもっと不幸なすれ違いが発生する。
大事な言葉・HRT~「Humility(謙虚)」、「Respect(尊敬)」、「Trust(信頼)」。ああなんて難しい にもちょっとした話が書いてありました。これ、人間関係に発展したら目も当てられません。落ち着きましょう。頼む側も、頼まれた側も、悪くないのです。これを有害な頑張りと名付けタイトルにしました。
なのでどうする?
負のサイクルをやめます。とりあえず「頑張っているあなた」の側から原因を断つ方法です。
我慢の対応は持って1ヶ月(それでも長い)と心得ます。
- メールやSlackは見ない。
- 仮に見ても、中途半端な返答をすると、わかったと勘違いされるので、誤解を回避するためには返答しないが相手へのマナー。
- 中途半端な気遣いの返答、対応は無視より有害。
基本 (当たり前のことです)
- 有給をちゃんと取る。
- 勤務時間を決め、そのとおりに勤務する。
- 好きなこと(好きな勉強)をする時間もその時間内に確保する。
- 寝る。
勉強は 70:20:10の法則 - 成長しないとお仕事できない。
そして蛇足ですがもちろん。もしこれを読んでいるあなたが「仕事を頼む側」だったら、部下が頑張り屋かどうかを気遣うのはマネジメント責任ですよね。
ちょうどわかりやすかったので参考
「リモートワークで心得たい5つのTips」
https://catalins.tech/5-tips-you-want-to-see-if-you-work-remotely
- 以下、DeepL翻訳の整形です。
1. ワークライフバランス
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健康、生活、家族、友人を大切にするなら、健康的なワーク・ライフ・バランスをとることが何よりも重要。
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自宅に職場があると、ついつい頑張りすぎてしまいます。一線を越えてワーカホリックになるのは簡単です。あと1つのタスク、あと1つの機能、あと1つのメール...と自分に嘘をついてしまうのです。そして、振り返ってみると、時間の大半を仕事に費やしていたことに気づくのです。
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仕事が終わったら、仕事に関連するすべてのものを閉じて無視することを恐れないでください。24時間365日、仕事ができる状態である必要はありません。契約では(ほとんどの場合)8時間の勤務時間が定められていますから。
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自分や大切な人との時間を作る。**明日、あなたに何かあったとしても、あなたの面倒を見てくれるのは会社ではありません。**自分の家族、友人、愛する人たちです。彼らは、どんな仕事よりも貴重な存在です。
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勤務時間の設定 - 午前8時から午後4時まで働く?しかし、その勤務時間を超えてはいけません。メールに返信したり、次のプロジェクトのことを考えたりするのは、次の仕事の日にしましょう。
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休みを楽しむ - IT業界はクレイジーな世界です(時々)。技術の世界についていくためには、仕事をするか、空いた時間に勉強するかのどちらかしかないように感じます。これは燃え尽き症候群とストレスへの片道切符です。
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空き時間に勉強したりコーディングしたりするのは構いませんが、そればかりではいけません。ストレスを解消し、リラックスし、充電するために休みを取りましょう。
-上記はすべてを網羅しているわけではなく、ワークライフバランスを構築・改善する方法はたくさんあります。しかし、これらは私のワーク・ライフ・バランスの柱となっています。
2. 気が散るものをブロックして生産性を最大限に高める
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オフィスでは、チームメイトや上司と一緒に仕事をしていました。そのため、ソーシャルメディアを閲覧する「無駄な時間」を過ごしていると、周囲から見られてしまいます。なのでできるだけ無駄な時間を使わないようにしていました。
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しかし、リモートワークではそれが変わりました。同僚や上司に囲まれているわけではありません。私たちは一人で行動しているのです。そうなると、時間の無駄遣いに陥りやすくなり、多くの時間を費やすことになります。誰も私たちを見ることはできませんからね。
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仕事場をきれいにする。整理整頓をして、仕事場を気が散らないようにすることです。携帯電話、財布、タブレット、ゲーム機など、気が散るものは何でも取り除きましょう。
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ソーシャルメディアを何十分、何時間も見続けてしまうことはよくあることです。ソーシャルメディアを見ていると、信じられないくらい時間が経つのが早く感じられる。
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ソーシャルメディアをブロックしましょう。ありがたいことに、このような気晴らしをブロックするためのオプションはたくさんあります。デスクトップアプリケーションやブラウザの拡張機能など。
3. スケジュールを立てる
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自分に合ったスケジュールを立てましょう。朝のほうが仕事がはかどるという人は、朝の時間を増やすようにしましょう。夜のほうが得意な人は、夜にやればいい。重要なのは、自分が最高の状態で集中して仕事ができる時間を見つけることです。
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ベストな状態であることに加えて、中断せずに仕事ができる時間を見つけてください。邪魔されにくい時間帯を見つけることは非常に重要です。他の人に邪魔されればされるほど、仕事ができなくなってしまいます。これは人によって異なります。
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最終的には、自分で試してみて、自分に合うものを見つけなければなりません。すべての人に通用する普遍的な道はありません。要するに、スケジュールを立てることで、集中して邪魔されない時間を仕事に使えるということです。
4. タスクリストと日誌を作る
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頭の中を整理することは、自分のためにできる最善の方法のひとつです。すべてを頭の中で整理しようとすると、ストレスがたまり、情報を忘れやすくなります。
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Notionのようなアプリケーションを利用すればメモを取り、脳のリソースを解放することができます。
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つまり、脳から不要な情報を取り除き、そのエネルギーをより重要な仕事に使うということです。
5. 時間管理能力を高める
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時間管理のスキルは、主にリモートで仕事をする際には欠かせません。時間管理能力を高めるためにまずできることは、タスクに優先順位をつけることです。タスクの優先順位は、次のように考えることができます。
- 重要度の高いタスク - 最も困難であり、かつ、影響度が高いため、最初に行うべきタスクです。
- 重要度が中程度のタスク - 重要度が高いタスクよりは重要度が低いが、重要度が低いタスクよりは重要度が高いタスク。
- 重要度の低いタスク - 緊急性がなく、影響度も高くないため、いつでもできるタスクです。
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もうひとつの方法は、**他の人ができる仕事を任せることです。**自分の負担を減らして仕事を任せることができるのに、すべてをやろうとする必要はありません。言うは易し、行うは難しですが、仕事を任せることは素晴らしいことです。
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3つ目は、まず1つのタスクに集中することです。マルチタスクは、いろいろなことをやっても終わらない。あるいは質の悪いものを作ってしまう。マルチタスクが称賛される世の中だからこそ、シングルタスクに徹するようにしましょう。1つの仕事を終わらせてから別の仕事に移る。
まとめ
「オンコールは一朝一夕にはいかない。高度なスキルが必要だが、属人化してはダメだ」も読んだ。
自分はオンコールばかりではないのだが、それでも自分向けに書いたら、休んでいいですよ チャートよりちょっと厳し目な物言いになった。裁量があるお仕事にはリモートワーク、高難度過ぎます。
でなくてもソフトウェア業界の過重労働、あるいは人による偏りって、大事な人間関係問題になってしまうまえにどうにかしたいですよね。以前みたいに一杯や、メシさそうこともできないし。だからせめて「当たり前のこと」を皆が共通に、常識だと思えるやさしい世界になりますように。
なにがしかの参考になればさいわいです。