リリースノートとは
(翻訳)
リリースノートとは、ソフトウェア製品やハードウェア製品と一緒に配布される文書のことで、製品がまだ開発やテストの状態(ベータリリースなど)のときに配布されることもある。 すでに顧客に使用されている製品の場合は、アップデートがリリースされたときにリリースノートが顧客に届けられる。また、リリースノートの別の略語として、Changelog or Release logs, Software changes, Revision history Updates あるいは README fileがある。
日本語では
リリースノートは、ソフトウェア製品の個別のリリースバージョンに関する 機能強化、仕様変更、不具合修正などを、エンドユーザーや製品購入者に対して提示することを目的とする。
リリースノートは個別のリリース内容について簡潔に記載されるものであって、仕様書やマニュアルの役割を担うものではない。
一般的なフォーマットは以下とのこと。
## ヘッダー
- 資料名称、製品名、リリース番号、リリース日、リリースノート番号、リリースノート作成日など
## 概要
- 製品や変更点に関する簡潔な説明
## 目的
- リリースノートの提供目的に関する簡潔な説明
## 更新事項の説明
- リリースにともなう更新事項(機能強化や不具合修正など)に関する簡潔な説明
## 再現手順
- 不具合の発生条件や手順
## 解決方法
- 機能強化や不具合修正の方法に関する簡潔な説明
## エンドユーザーへの影響
- エンドユーザーがとるべき特別な対処や、他機能に与える影響など
## サポートへの影響
- ソフトウェア管理プロセスに与える影響など
## 備考
- ソフトウェアやハードウェアのインストール、バージョンアップ、製品資料の更新などに関する説明
## 免責事項や契約内容
リリースノートとは、新しいソフトウェア(の版)を発行する際に同時に公表される、以前の版からの変更点や利用上の注意点などをまとめた文書。
ソフトウェアの種類によって内容は異なるが、前の版からの改良点や新機能の情報、修正した不具合や既知の(未解決の)問題点の情報、動作環境や対応機器・ソフトウェア・データ形式、使用上注意すべき事項などで構成されることが多い。
基本的には既存の利用者向けに変更点を簡潔に伝達するために作成されるもので、ソフトウェア自体の機能や仕様、操作法、使用条件、免責事項などを網羅的に詳細に説明するための文書ではない。
一般的なサンプル
かわいいサンプル
その中身:
すっこここ
良いリリースノートの書き方
まとめ
リリースノートは、大まかな共通フォーマットはあるものの、最終的には提供者に委ねられている。リリースノートに何を書くべきか、マニュアルや仕様書との違いの意味などをあらためて考えて良さそう。
以上参考になればさいわいです。